私立文系の数学受験体験談!有利なのは本当なの?

私立大学の数学受験はどうなのか?

文系私立大学受験の場合、一般的には国・英・社で受験する人が多いです。

しかし、僕は受験生の時、私立文系の大学をたくさん受験しましたが、その全てを数学受験で全て乗り切りました。

そして数学受験で法政大学などのそれなりの大学には現役で合格しました。

私立文系の大学受験を全て数学で乗り切った僕が、

・なぜ数学受験をしようと思ったのか?

・数学受験をしての感想。

・ぶっちゃけ数学受験ってラクなのか?

・どのような人に数学受験がオススメなのか?

・数学受験をする際の注意点

といったことについて、解説をしていきたいと思います。

では、早速見ていきましょう。

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なぜ数学受験をしようと思ったのか?

普通だったら日本史や世界史で、文系の私立大学を受験します。

では、なぜ僕は数学で受験しようと思ったのか?

僕は2年生まで理系クラスに所属していました。

しかも理系の物理クラス。笑

僕の場合、数学が唯一成績がマシな教科だったので、2年生になるときバリバリの理系クラスに進みました。

それは、3年生の4月くらいまでは元々、薬剤師の資格所得のために薬学部に行こうと思っていたからです。

しかし、自分と向き合う中で考えが変わり、将来は経済や経営に関わる仕事がしたいと思ったので、思い切って文転することにしました。

ですが、そういう考えに至ったのが3年生の5月くらいだったので、文系クラスに移ることはできないと言われ、そのまま理系物理クラスに残ることになりました。

そういう状況だったので、僕の場合は文系の私立大学を数学受験で乗り切るしかないといった感じ。

だから、日本史や世界史は一切勉強してません。笑

地理を定期テストのときに少し勉強するくらい。

そんなこんなで僕は数学受験をすることになりました。

 

数学受験をしての感想!MARCHに行けたよ!

結論から言ってしまうと、僕の場合は数学受験をして良かったと思っています。

なぜ良かったのかと言うと、僕は数学がけっこう好きだったし、まあまあ得意だったからです。

それに1・2年生の時も割と数学は真面目に勉強をしてたいので、数学の勉強の貯金も少しはありました。

1・2年生の段階で教科書レベルの問題については、だいたい解けるくらいのレベルまでは仕上げる」ことができていたので、3年生の時に基礎の基礎から数学を勉強せずに済みました。

そして3年生のときは、教科書より少し難しい数学の問題に集中することができたのは大きかったと思います。

そのおかげか3年生の後半時期には、MARCHくらいのレベルの入試問題も数学に関しては、満点とは言えなくても合格点を取ることはある程度出来るようにりました。

そんなこんなで、法政大学には現役で合格することができました。

(国語が苦手だったので、その分を数学がカバーしてくれたのは大きかったです。)

 

ぶっちゃけ数学受験ってラクなのか?早慶はキツイ?

結論を言うと典型問題を押さえておけば、さほど難しくありません。

文系の人だと特に数学=難しい。というイメージがあると思いますが、数学の多くの入試問題は典型的な問題から構成されています。

だからその典型問題さえ押さえてしまえば、満点とは言わずとも合格点を取ることも十分に可能です。

僕もMARCHの数学の入試問題をかなり解いてきましたが、典型問題を解けるようにしておけば合格点を取ることはさほど難しくないように感じました。

ですが、早慶レベルになってくると少し話が別です。

早慶レベルの問題になると、色々な分野の融合問題だったり、頭を捻らないと解法が思い浮かばなかったりする問題がけっこう絡んできます。

ここまでくると論理的思考を鍛える為の参考書を解いたりしないと、合格点を取ることはかなり厳しいでしょう。

また、MARCHレベルの入試問題においても、色々な分野の融合問題だったり、頭を捻らないと解法が思い浮かばなかったりする問題が絡むことがあります。

ですので、論理的思考を鍛えるための参考書を解いておくことで、MARCHの数学入試問題でもさらに点数を稼げると思います。

ただ、色々な分野の融合問題だったり、頭を捻らないと解法が思い浮かばなかったりする早慶の数学の入試問題は、個人的にけっこうキツイなと感じてしまいまいした。

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どんな人に数学受験はオススメなのか?

先ほどの見出しで、数学受験は典型問題を押さえておけばさほど難しくないとお伝えしましたが、安易に数学を入試科目に選ぶことはオススメできません。

もちろん典型問題を押さえておけば、それなりに点数を稼ぐことができるのですが、その典型問題の量が膨大だからです。

1・2年生のころからそれなりに真面目に数学を勉強している人だったら、数学を入試科目に選ぶのも良いと思います。

しかし、3年生になってから1から数学の勉強をし始める人にとっては、数学受験はかなり苦しい戦いになることでしょう。

なぜなら、数学で点数を取れるようになるまでには、ある程度の時間を要するからです。

以下のようなステップを踏むことで、数学で点数を取れるようになります。

 

数学で点数が取れるようになる6つの手順

1:数学の公式を使い方を理解する。

(数学の問題を解くには公式の理解が必要です。)

2:数学の公式を覚える。

(公式を理解したら、その公式を覚えます。)

3:典型問題を解く。

(もし正解したらその問題はここのステップで終了です。)

4:典型問題の解法を理解する。

(間違えた場合、まず正しい解法を理解します。)

5:解けるようになるまで典型問題を繰り返す。

(何度もその典型問題を解いて、頭に解法を叩き込みます。)

6:典型問題を見たら、瞬時に解法が頭に思い浮かぶくらいまで仕上げる。

(この段階まで仕上げることで、解法が頭に染みつきます。)

数学は主にこのようなステップを踏んで、問題が解けるようになります。

このようなステップを踏んで、1つ1つひたすら泥臭く問題を解いていく気合いと時間が必要なのです。

数学と聞くと何か才能のようなものが必要な気がしたりしますが、そういった類のものは必要ありません。

特に文系数学の場合は理系数学よりも、典型問題(解法を覚えておけば解ける問題)の占める割合が大きいです。

そういった意味では、日本史や世界史などと根本的には一緒かもしれません。

こういったことを踏まえて、数学受験をするか悩んでいる人はぜひ考えてみてください。

 

数学受験をするときの注意点

ネットには社会系の科目より数学受験の方が有利という意見もありますが、受験科目を日本史・世界史から安易に数学に変更することはオススメできません。

これは他の科目でも言えることですが、数学をイチからある程度極めるまでには、それなりに時間がかかります。

もちろん気合いの問題などもありますが、数学をイチから極めるためには少なくとも1年くらいの時間は見ておいた方がいいでしょう。

数学の勉強のために1年以上勉強する時間が残っていて、なおかつ数学をガツガツ勉強する気合いがあるならば、数学を受験科目の1つとして検討してみるのも良いのではないでしょうか。

また、僕のように元々理系の人や文系のクラスに来たけどめちゃくちゃ数学が得意な人も、数学を受験科目の1つにしてみると良いのではないでしょうか。

ちなみに、数学で全ての文系の学部を受験できるわけではありません。

経営学部・経済学部・商学部などの系統の学部の場合だと、数学受験できることが多いですが、文学部や国際系統の学部の場合だと、数学受験できない場合が多いです。

私立大学の文系学部を数学受験しようと思って、実はできなかった・・・

なんて話はシャレにならないので、数学受験する場合は必ず志望する大学の学部の受験科目を調べておくようにしましょう。

最後に数学受験することのできる文系の私立大学と学部の一部を掲載しておきます。

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数学受験できる私立文系の大学

●早稲田:政治経済・商学・社会科学・人間科学・スポーツ科学・国際教養(6学部)

●慶應:経済・商・総合政策・環境情報(4学部)

●上智:文・総合人間科学・法・経済・外国語(5学部)

●東京理科:経営(1学部)

●明治:商・政治経済・経営・情報コミュニケーション・総合数理(5学部)

●青山学院:経済・法・経営・国際政治経済・総合文化政策・社会情報・地球社会共生(7学部)

●立教:経済・経営・社会・法・観光・コミュニティ福祉・現代心理(7学部)

●中央:法・経済・商・文・総合政策(5学部)

●法政:法・文・経営・国際文化・人間環境・キャリアデザイン・経済・社会・現代福祉・スポーツ健康

(10学部)

●学習院:法・経済・文・国際社会科学(4学部)

●関西:法・文・経済・商・社会・政策創造・外国語・人間健康・総合情報・社会安全(10学部)

●関西学院:神・文・社会・法・経済・商・人間福祉・国際・教育・総合政策(10学部)

●同志社:神・文・社会・法・経済・商・政策・文化情報・スポーツ健康科学・心理・グローバルコミュニケーション・グローバル地域文化(12学部)

●立命館:法・国際関係・文・映像・経済・経営・政策科学・総合心理(8学部)

●南山:人文・外国語・経済・経営・法・総合政策(6学部)

●西南学院:神・文・商・経済・法・人間科学・国際文化(7学部)

●津田塾:学芸(1学部)

●東京女子:現代教養(1学部)

●日本女子:家政・人間社会(2学部)

●日本:法・文理・経済・商・国際関係・危機管理・スポーツ科学(7学部)

●東洋:文・経済・経営・法・社会・国際地域・ライフデザイン・食環境科学・社会情報(9学部)

●駒澤:文・経済・法・経営・仏教・グローバルメディアスタディーズ(6学部)

●専修:法・経営・商・文・経済・人間科学・ネットワーク情報(7学部)

引用:tutee

主に上記の大学・学部において、数学受験することができます。

 

最後に・・・

数学が得意な人だったり、元々理系だった人は文系の学部を数学で受験することを選択するとよいと思います。

ですが数学をイチから極めるのは簡単なことではないので、ネットの情報に振り回されて安易に数学を受験科目の1つとして選ぶことは危険かもしれません。

いずれにしても、受験科目を選ぶことはかなり重要な決断なので、良く考え慎重に受験科目を選ぶようにしましょう。

ちなみに文系の大学を受験する場合、国語と英語は受験科目になることがほとんどなので、受験科目で悩んでる間もぜひぜひ国語と英語の勉強は進めておくことを心がけておくようにしてみください。

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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。

なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。

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