今回は大学受験にオススメの古典文法の参考書・問題集をオススメしていきます。
古典文法の参考書と言っても、1つ1つの古典文法を噛み砕いて解説してくれている講義形式の参考書から、問題集型でドリル形式の参考書まで種類は様々です。
どの参考書がどのような人にオススメなのか?ということについても解説していくので、ぜひぜひこの記事を最後までご覧ください。
あなたにピッタリの古典文法の参考書を選んで、ぜひぜひ古典文法をマスターしましょう。
では、早速見ていきます。
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古典文法の参考書には2つの種類があることを知ろう!
いきなり古典文法の参考書を選ぶ前に、まずは古典文法の参考書には2つの種類があることから知りましょう。
この記事の最初でも少し解説をしましたが、古典文法の参考書には講義型の参考書と問題集型の参考書の2種類があります。
まず講義型の参考書は、下の画像のような流れで古典文法について解説してくれている参考書です。
古典文法について一通り解説をしてくれていて、主に古典文法を理解するために使用します。
古典文法にまだまだ自信がないという場合や、古典文法について一通り理解を深めたいという場合は、まずは古典文法について理解を深めるために講義型の参考書を選択しましょう。
そしてもう1つの問題集型の参考書は、下の画像のように古典文法の知識を問われる問題集型の参考書です。
本当に一通り古典文法の知識が頭に入ったのか?それを確認して、古典文法の知識を頭に叩き込むために反復する目的で使用します。
一通り古典文法について理解をして、古典文法の知識を徹底的に頭に叩きこみたいという場合は、古典文法の知識を頭に叩き込むために問題集型の参考書を選択しましょう。
ただ、古典文法の知識がない状態で、問題集型の参考書を選択してしまうと、問題が全然分からなすぎて挫折をしてしまうのでその点には注意をしましょう。
講義型の参考書はまだ古典文法を勉強したことがない人にオススメで、問題集型の参考書は一通り古典文法について理解した人にオススメです。
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富井の古典文法をはじめからていねいに(講義型の参考書)
この参考書は基礎の基礎から古典文法について解説してくれた参考書です。
イラスト付きで丁寧に古典文法について解説をしてくれています。
解説が少し回りくどい印象もあるので、古典文法の知識を最短最速で学ぶことを目的とするとちょっと微妙かな。と個人的には思いました。
ただ本当に古文がムリで、じっくりじっくり古典文法について解説してほしい人は、この参考書で古典文法を勉強すると良いでしょう。
最短最速で古典文法を学びたいという人には、次に紹介する参考書がオススメです。
望月光の古文教室 古典文法編(講義型の参考書)
この参考書も「富井の古典文法をはじめからてねいに」と同様に、基礎の基礎から古典文法について分かりやすく解説をしてくれた参考書です。
先ほど紹介した、「はじめからていねいに」の参考書よりも簡潔に古典文法についてまとめられているので、個人的には
本の表紙に、
「超基礎固めはこれ1冊」
「古文が苦手で苦手でどうしようもないという人のために作りました」
と書いてあるように、古典文法の基礎の基礎から解説をしてくれています。
「基礎すぎるとどれくらいのレベルまで対応しているか不安になる。」
という人もいると思いますが、この参考書1冊で古典文法についてはセンター〜MARCH入門くらいのレべルくらいまでは対応しています。
この参考書の後にもう少しレベルの高い古典文法の参考書で勉強すれば、そういったレベルの問題にも十分に対応できるようになるでしょう。
ただ、早慶や難関国公立を目指している人でも、いきなり難しい参考書に手をつけてしまうと挫折してしまいます。
なので、難関大学を志望している人でも古典文法の基礎知識が固まっていない人は、まずはこのような基礎的な参考書から取り組むようにしましょう。
活用形とは何か?助動詞はなぜ覚えるべきなのか?といったレベルのところから解説をしてくれているので、古文アレルギーのあなたにオススメできる1冊です。
なおかつ富井のはじていよりも簡潔かつ分かりやすく書かれているので、古典文法を初めて学ぶ人に僕は望月光の古文教室をオススメしています。
吉野の古典文法スーパー暗記帖
この参考書はとにかく古典文法を暗記することが目的で作られた参考書です。
解説がとてもシンプルなので、ごちゃごちゃした説明がイヤだという人にオススメできます。
しかし、この参考書では敬語などの文法事項については解説がされていないので、敬語などはまた別の参考書で学ばなくてはいけないので、そこがやや難点ではあります。
非常に優れた参考書ですが、その点を踏まえると望月光の参考書にやや軍配が上がるかな?というのが僕の意見です。
ただ、とにかく古典文法の助動詞を暗記したい!という人にはオススメできる参考書だと思うので、そのような人はぜひこの参考書で勉強をしてみると良いと思います。
高校やさしくわかりやすい古典文法(問題集型の参考書)
この参考書は問題集型の参考書です。
問題の難易度としては、比較的優しいレベルでしょう。
基礎的な古典文法の知識があれば、間違いなくスイスイ勉強を進めていけると思います。
もう少し後で問題集型の参考書をもう少し紹介しますが、その中でも最も優しい部類の参考書に属します。
それこそ本気でやれば1週間もかからずに終わるでしょう。
古典文法の基礎となる知識を問題集で一通り確認したい場合にオススメです。
古典文法なんかに時間をそこまでかけてられないよ!という人は、望月光の古文教室→高校やさしくわかりやすい古典文法という流れがオススメです。
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基礎からのジャンプアップノート(問題集型の参考書)
この参考書も高校やさしくわかりやすい古典文法と同様に問題集型の参考書です。
高校やさしくわかりやすい古典文法より、ジャンプアップノートの方がレベルが少し高く・問題量も多いです。
ただ参考書の名前に「基礎」とあるように、すごい難しい参考書というわけではありません。
ドリル形式になっていて解説がやや簡潔なので、望月光の古文教室の後にこの参考書で問題演習をすると効率的に勉強が進むと思います。
高校やさしくわかりやすい古典文法は問題の量が少ないから、もう少し量をこなしたい!という人はこの参考書でぜひ勉強を進めてみましょう。
望月の古典文法実況中継(講義型の参考書)
今までは割と基礎的なレベルの参考書を紹介してきました。
しかし、この実況中継については基礎よりも少し難易度高めの参考書になります。
この参考書は講義型の参考書ですが、基礎の基礎から解説した参考書というわけではなく、ある程度古典文法の知識がある人向けに古典文法を解説してくれた参考書です。
早慶や国立二次で古文を使う人に、この実況中継はオススメできます。
ただ、古典文法の基礎知識が無いのにも関わらず、いきなりこの参考書に取り組んでしまうと間違いなく挫折するでしょう。
なので古典文法の基礎知識が無い人は、望月の古文教室を終えた後に実況中継に取り組むとスムーズに古典文法を勉強できると思います。
また、センターのみでしか古文を使わない人などはこの参考書は不要なので、他の参考書で古典文法の基礎を固めましょう。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(問題集型の参考書)
この参考書は古典文法の知識を反復するのにとても優れた問題集です。
ただ少し量が多いので、他の教科の勉強で忙しい人や試験本番まで時間があまり無い人には、あまりオススメできる参考書ではありません。
ただ、
時間に多少余裕があって難関大学を目指したい!
そのために、古典文法を完璧にマスターしたい!
という人にはオススメできる参考書なので、
それに自分が該当するな。
と思った人はぜひこの参考書に取り組んでみると良いと思います。
文法だけでは古文で点数は取れるようにならない
ここまで古典文法の参考書を紹介してきて少し残酷なことをお伝えしますが、古典文法だけでは古文で点数は取れるようになりません。
古文で点数を上げるためには、古文単語・古典文法を学んで古文の読解について勉強をする必要があります。
一体どのような流れで古文を勉強していけば良いのか?ということについては以下の記事で解説をしているので、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
→古文の勉強方法を解説!大学受験生はこの方法で偏差値を上げよう!
もっと言うと、実は古文の入試問題で高得点を取るためにはコツがあります。
そのコツについて以下の記事では詳しく解説をしたので、ぜひ以下の記事を見てみてください。
→センター古文で満点を取るための解き方のコツと対策法!難しいのは当たり前?
今すぐ実践できるコツなので、とてもオススメです^^
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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。
なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。
→ヤバすぎる!スタディサプリの大学の資料請求は紹介したくないレベルでおすすめ!
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