成城大学というと、学習院大学、成蹊大学、武蔵大学の4校で構成される「東京四大学」の1つです。
いずれも独得な個性を持っている大学ですが、成城大学も存在感から見れば頭一つ抜けている印象です。
その特徴を最も表しているのが、全額共通教育科目である「成城学」の存在です。
「成城学」とは、「成城のまち」「成城で学んだ人物」「成城で生活をしている人々」を対象としたフィールドスタディのことで、成城大学特有の授業といえます。
今回はそんな成城大学について見ていきましょう。
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気になる偏差値
成城大学の偏差値を学部ごとにまとめてみました。
経済学部
経済学部の偏差値は、55.0です。(センター試験の得点率は、77~80%)
出題傾向は、≪標準レベル≫です。
ただし、英語の「読解力」と、政治経済の「現代社会の諸課題」は、≪やや難しいレベル≫です。
文芸学部
文芸学部の偏差値は、50.0~57.5です。(センター試験の得点率は、76~83%)
出題傾向は、≪基礎~標準レベル≫です。
法学部
法学部の偏差値は、52.5です。(センター試験の得点率は、68~75%)
社会イノベーション学部
社会イノベーション学部の偏差値は、55.0~57.5です。(センター試験の得点率は、77~78%)
気になる看板学部
成城大学の看板学部は、「実は全部」というのが正しいかもしれません。
コンパクトな大学のメリットを最大限に活用した「少人数制」を導入し、丁寧で決め細やかな指導に定評がありますから、どの学部も平均して実力・人気ともに持っているのが特徴です。
ですが、あえて看板学部を挙げるとすれば、経済学部といえるかもしれません。
経済学部には、経済学科と経営学科の2学科があります。
研究室やゼミ、就職や進学に関する評判は、いずれも高いです。
ゼミの数が多いのが特徴のようで、「学びたいことが必ず見つかる」「少人数なので質問しやすい環境」「先生との距離が近い」などの意見が多く目立ちます。
少人数制の授業に対する評価は、どの学部でも共通して評価されている点ですが、キャリアセンターに関しても「少人数のため気軽に相談が出来る」「予約が取りやすい」「様々な講座が準備されている」などの意見が見られます。
学習の流れとしては、1年次に基礎科目を集中して学び、2年次以降から自分が興味のある分野をより専門的に学習していきます。
経済学部の場合、主に経済について学びますから、就職先としても金融関係が多い傾向にあります。
知っておきたい成城大学のこんなこと
成城大学を目指すと決めたなら、ぜひとも知っておきたいのが成城大学でのキャンパスライフに関わることです。受験勉強のモチベーションアップのために、ぜひとも知っておきたいこんな情報を集めてみました。
成城大学といえばこの風景
高級住宅地である成城にキャンパスを構える成城大学ですから、環境面も抜群の評価があります。そんな成城大学ですが、「成城大学といえば…」という有名なスポットが3つあります。
●成城池
世田谷百景の1つでもある成城池は、1927年ごろ、運動場整備に伴ってできたドーナツ状の池のことです。
過去に、成城学園の学生や生徒たちがこの池に様々な生き物を放流したこともあって、現在、フナやアメリカザリガニなど、池で生きるありとあらゆる生物が生息しています。
●成城の桜並木
成城大学の卒業生の中には、「さくら」が大ヒットした歌手の森山直太朗がいます。
この「さくら」の原風景となったのが、第一グランドと仙川の間に連なる桜並木といわれています。
あの名曲「さくら」は、森山直太朗の友人の結婚式をきっかけに作られたという話は有名ですが、桜の風景のモデルが成城大学というのは、意外と知られていない話かもしれません。
●成城のイチョウ並木
成城大学の象徴的な風景となった正門前の道路沿いにあるイチョウ並木は、世田谷百景にも選ばれています。
季節ごとに様々な景色を楽しませてくれるイチョウ並木は、桜並木とは違った魅力があるだけに、成城大学の学生だけでなく周辺住民からも愛されています。
お金持ちが多そうな成城大学の気になる学食って?
キャンパスが成城にあるだけに、学生の中には「海外に別荘がある」という人もいる成城大学ですから、「実際に入学したらお金持ちの同級生たちと金銭感覚の違いで悩むかも?」なんて心配をする人も多いようです。
もちろん、本当に裕福な家の出身という学生もいますが、学食の内容を見る限り、そんな心配は無用といえそうです。
まずは3つある学食の中から最も学食のイメージが強い、食堂棟一階にあるのが成城大学学生食堂。
メニューはそれほど多いわけでもないですが、値段やボリュームは「学食の王道」を貫いています。
学食といえばカレーは外せませんが、成城大学のカレーは、学生の健康にも配慮した「ベジタブルカレー」が人気。
しかも、ライスも麦飯で健康志向の女子にも人気です。
ここまでこだわっているベジタブルカレーですが、お値段は350円。
見た目、値段、味ともに「THE 学食」といえます。
次が、女子から人気が高い成城ラウンジ。
ここは、成城の町にぴったりなおしゃれなランチが特徴です。
ポークとひよこ豆のカレーやオムライス、コリアンボウルなど、学生食堂と比べてメニューが豊富なところが人気のようです。
ちなみに、成城ラウンジで一番人気なのが「今週のChef’s special」410円。
日によっては、昼休み開始から20分で完売してしまうこともあるこのメニューは、おしゃれですが、値段や内容から見ると「さすがお金持ち!」というよりは、「おしゃれなランチカフェ」というイメージの方が強いです。
ガッツリ系メニューから女子ウケするおしゃれなメニューまでそろっている成城大学の学食を見ている限り、学生の間に目立った金銭感覚のずれがあるということはなさそうです。
今さら紹介するまでもない豪華な卒業生!
成城大学は、数々の著名人や芸能人が卒業、在籍していることでも有名です。実際に、こんな著名人が成城大学の卒業生です。
■俳優・女優
●田村正和
●西條康彦
●高嶋政弘
●及川光博
●えなりかずき
●伊藤裕子
●木村佳乃
●鶴田真由
■タレント・お笑い芸人
●上野ゆい
●山口もえ
●小野ヤスシ
■アナウンサー
●吉田一之
●大島由香里
●藤村さおり
●渡辺和洋
■政財界
●羽田孜/第80代内閣総理大臣
●小渕裕子/元国務大臣
●小宮山洋子/元厚生労働大臣
●倉田寛之/元参議院議長
●円谷皐/円谷プロダクション3代目社長
●豊田皓/フジテレビジョン代表取締役社長
●柳澤安慶/ファンコミュニケーションズ代表取締役社長
■作家
●佐藤亜紀/小説家
●辻仁也/芥川賞作家
●萩原浩/小説家
●椎名桜子/小説家
■その他
●森山直太朗/歌手
まとめ
東京の閑静な住宅街にキャンパスを構える成城大学は、コンパクトな大学のメリットを最大限に生かした、徹底的な少人数教育が評判の大学でした。
マンモス大学では味わえない、先生との距離が近い大学「成城大学」に興味のある人は、ぜひ公式ホームページなどを参考に詳しくチェックしてみてくださいね!
ちなみに、成城大学の評判や雰囲気については、以下の記事で詳しく解説をしています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
→成城大学の評判や雰囲気は?卒業生の就職実績についても調査!
成城大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。
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