成城大学の評判や雰囲気は?卒業生の就職実績についても調査!

成城大学というと、学習院大学、成蹊大学、武蔵大学の4校で構成される「東京四大学」の1つです。

成城大学の講座の中には「成城学園を知る」という講義があります。

この講義では、成城大学の建学の理念や歴史を、大学の研究者に限らず、成城学園関係者や成城自治会副会長なども講師として登壇し、様々な角度から「成城学」を学びます。

こうした独自の取り組みは、成城大学の学風にも大きく影響を与え、「存在感のある大学」としての位置をキープしています。

このように、学びの場となる成城に興味を持ち、充実した学習環境の中、きめ細かな指導によって4年間の大学生活を送ることが出来るのが、成城大学の特徴だといえるでしょう。

今回はそんな成城大学について見ていきます。

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気になる大学の評判

成城大学は、高級住宅地である成城にキャンパスを構える大学です。

必然的に、成城大学の近くの住民が学生となることが多いですから、こうした立地条件は、他の大学にはない、成城大学特有の存在感となっていることは間違いありません。

ただし、成城大学が人気となっているのは、立地条件の良さだけではありません。

実は創立以来、一貫して少人数教育に取り組んできたのが成城大学です。

この「学生一人ひとりと自由に語り合える雰囲気」が、成城大学の学風であり、大きな特徴となっています。

ちなみに、こうした自由の精神は、成城大学の教育理念にもきちんと掲げられています。

創立者である澤柳政太郎が、近代日本の教育制度を確立した人物であることも影響している成城大学の教育理念には、「自由と個性尊重の教育」があります。

そのため、多くの学生からも「自由な校風」という意見が非常に多くみられます。

現在は、全4学部でグローバル化を見据えた教育プログラムを展開していますが、中でも独自の海外インターンシップが人気のようです。

例年夏にマレーシアン首都であるクアラルンプールで行われている海外研修ですが、ここでは、語学力の向上の実が目的ではなく、実際に国際都市であるクアラルンプールで就業体験を行います。

このような海外での就労体験は、国際感覚を身につけるうえでも非常に効果があるようで、こうした成城大学独自のインターンシップ制度に対しても、評価は上々のようです。

 

ピックアップ!この学部の評判は?

看板学部・人気学部以外の評判を、ザックリとまとめてみました。

文芸学部

文芸学部には、文化史学科、国文学科、英文学科、芸術学科、マスコミュニケーション学科、ヨーロッパ文化学科の6学科があります。

全体的に、講義や授業・研究室やゼミに対する評価は高いです。

どの学部も少人数での授業ですので、「一人ひとりに対する指導が細かい」「きちんとアドバイスが貰える」「質問しやすい環境」などが多くみられます。

また、立地面から見ても落ち着いた雰囲気の中にキャンパスがあることから、「学習に集中できる環境」「落ち着いた雰囲気」といった意見が見られます。

様々な学科がある文芸学部ですが、芸術学科は一味違った意見が見られます。

芸術学というと実技が中心となる大学が多い中、成城大学の芸術学科は、座学に限定して芸術の歴史や概念、派生した様々なジャンルについて学ぶことが出来ます。

そのため、社会人聴講生の姿が多くみられるのが、この学科の特徴となっています。

総合的な評価としては、「やりたいことがある」「興味のあるジャンルを深く学びたい」という人には、少人数制で丁寧に指導してもらえるだけに満足度が高いようです。

 

法学部

法学部というと、「決められた授業が多い」などのイメージが強いですが、成城大学の場合は、「のびのびした環境」「自由度がとても高い」「少人数教育だから落ちこぼれることなくしっかりと卒業できる」などの意見が多くみられます。

学習の流れとしては、1年次に憲法・民法・刑法について学びます。

2年次以降からは、それぞれの分野をさらに細かくみていくことによって、より深い知識を学び取っていきます。

こうした法律に関する授業が多くを占める法学部ですが、授業は、「面白い」「丁寧」「身近な問題として理解しやすいテーマを準備してくれる」などの意見が見られます。

たとえば、ドラマなどに出てくる相続や殺人事件を例に挙げ、イラスト付きでこれらに関する法の問題を解説してくれる授業もあります。

こうした学生目線の授業内容が「自由な学風」ともマッチしているため、高評価につながっているようです。

 

社会イノベーション

社会イノベーション学部には、政策イノベーション学科と心理社会学科の2学科が設置されています。

ただし、細かく評価を見てみると、政策イノベーション学科と心理社会学科では評価のポイントにずれがあるようです。

どちらの学科も共通して評価されているのは、「少人数授業で丁寧に指導してもらえる」という点です。

もう一つ気になる共通した意見というのが、「何を学べるかがわかりづらい」という点です。

「何を学べるかがわかりづらい」という意見の裏にあるのは、幅広い分野の授業が準備されている点にもあるようです。

いずれかのジャンルに偏って学ぶというわけではない分、幅広い学びが出来るようですが、「自主的に学ぼうとしなければ何も学ぶことが出来ない」という厳しい意見が見られます。

ただし、勉強に集中できる環境があり、興味があれば様々な授業に参加することが出来る点から考えると、能動的に学習しようという意識をもっていれば、十分に満足が出来る学部だといえます。

 

気になる卒業後の進路

志望校を決める時には、やはり卒業後の進路も気になります。

成城大学卒業後の、気になる進路についてまとめてみましょう。

取得できる資格は?

成城大学では、全学部で取得が出来る資格と、指定された学部で取得が可能となる資格があります。

■全学部で取得が可能な資格

成城大学では、全学部で「社会福祉主事」を取得することが出来ます。

■指定された学部で取得が可能となる資格

成城大学では、文芸学部文芸学科で既定の科目を取得することで、「学芸員」の資格を取得することが出来ます。

 

卒業生はどんなところに就職した?

気になる卒業後の就職先の参考として、実際に成城大学の卒業生が、どんな企業に就職したのかは、ぜひとも知っておきたい情報です。

●経済学部

進学や公務員職も希望者はいますが、全体的には一般企業への就職が目立ちます。

主な就職実績としては、みずほファイナンシャルグループ、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、中央労働金庫などがあります。

●文芸学部

他の学部と比べると教員就職者が目立ちますが、文芸学部全体としては、一般企業への就職が人気です。

主な就職実績としては、ANAエアポートサービス、資生堂ジャパン、JTB首都圏、国土交通省などがあります。

●法学部

法学部は、他の学部と比べるとやはり公務員職が人気です。そのため、特許庁、警視庁などは人気です。一般企業の実績としては、野村證券、みずほ証券などがあります。

●社会イノベーション学部

社会イノベーション学部では、一般企業の方が人気・実績ともにあります。

主な就職実績としては、全日本空輸、あいおいニッセイ同和損害保険、ソフトバンク、ジェーシービーなどがあります。

 

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

成城大学の偏差値や学部ごとの難易度などについては、以下の記事で詳しく解説をしています。

ぜひこちらの記事もご覧ください。

成城大学の偏差値や難易度はどうなの?学部ごとに調べてみた!

成城大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。

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