いじめを例にした人権作文の書き方!高校生でも書ける!

作文の課題が出た時、高校生が良く悩むテーマというのが「いじめ」をテーマにした人権作文。

文章を書くのが得意な人もそうでない人も、「いじめ」となるとどうしても書きづらく感じてしまうものです。

例えば、本の感想を作文として提出する場合には、ある程度の答えがあります。

楽しかった学校行事の感想を作文にするのも、わりと書きやすいでしょう。

それに比べて「いじめ」はテーマ事態が重いだけに、どう書き出せばいいのか、その段階から躓いてしまうことも…。

しかしテーマが重かったとしても、ポイントさえしっかりわかっていれば、作文だって怖くはありません。

文字数なんて気にせずにすらすらと書く為のポイントを、しっかり説明していきます。

では、早速見ていきましょう。

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まずは人権問題について知っておこう

文章を書くときに大切なことは、情報です。

テーマの内容が全くわかっていない段階で作文を書くということは、不可能です。

今回は「いじめ」を例に挙げて人権問題について作文を書くことが課題ですから、基本となる「人権問題」が分かっていなければ、人権作文を書くことはできません。

あなたは今、人権問題についてどんな知識がありますか?

今答えがでなかったのなら「いじめ」について作文を書いても、それは「人権作文」にはなりません。

まずは、そこから始めてみましょう。

 

いじめと人権問題の接点

人権問題として挙げられるものには、様々なものがあります。

それは、人が持っている権利を害することが人権問題のテーマとなるからです。

ですから、人権問題といっても、いじめ以外にこれだけ多くのことがテーマにあげられます。

・高齢者や障碍者の権利

・戦争下での人の権利

・人間関係

・エイズやハンセン病患者の権利

・セクシャルマイノリティ

・男女平等

他にも人が関わる場面で何らかの権利が奪われている可能性がある場合には、人権が損なわれているということになります。

ですからこれだけ幅広いテーマを持つ人権問題の中から、学生が最も身近な問題として考えやすいのが、「いじめ」ということになります。

いざ人権作文に取り掛かる前に、もう一つだけ知っておくとためになるポイントがあります。

みなさんは、世界人権デーというものを知っていますか?

実は、毎年12月10日が世界人権デーとされているのですが、これは、1948年12月10日に世界人権宣言が国連で採択されたことを記念したものなのです。

この世界人権宣言は、全部で13条もありますが、第1条に、こんな文章があります。

『すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。』

そう、ここが人権作文を書くときにポイントとなるのです。

今回テーマとなっている「いじめ」には、「いじめる人」と「いじめられる人」がいます。

どちらにも人権がありますが、それぞれに違いがあります。

いじめる人には、いじめをする理由があるのかもしれませんが、自分の意志で相手にいじめの行為を行います。

それに対していじめられる人は、自分の意志でその立場を受け入れているという前提がありません。

はっきり言えば、自分の意志と反してその立場を強要させられています。

ですから、自由ではありません。

さらに、自分の意志が無視されるわけですから、人としての権利も尊厳もなくなります。

そのため、人権問題として取り上げられる必要があるのです。

 

いじめが悪いのはわかっている

勘違いしてはいけないのは、「いじめが悪いことはわかっている」ということです。

いじめを例に人権作文を書くのですから、いじめを肯定するものであっては困ります。

ただしいじめということは、必ず2人以上の人間が関係するということを忘れてはいけないのです。

いじめる側、いじめられる側がいるだけに、お互いに人としての感情があります。

そのことを理解しているということも、必要なのです。

でも世界人権宣言には、

「人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由」

においても差別を受けることはあってはならないとされています。

そこから考えれば、いじめる側の人権も尊重されるべきではあります。

しかしその前提があったとしても、自分以外の人を差別しその人の権利や自由を奪うことはできないという点を、作文の中に組み込んでいなければいけないのです。

だから、「いじめは悪いことだと思います」だけでは、高校生の人権作文としては、評価が低くなってしまいます。

 

あなた自身の経験は?

作文は、小論文とは違います。

ですから「あなた自身の意見や考え方がどうなのか」という点が含まれていないと、評価のポイントとしては減点になります。

ちなみに、あなた自身にはいじめに関する体験はありますか?

いじめた側・いじめられた側であれば、その体験から自分の考えを導き出すことが出来るでしょう。

もしも、そのどちらにも当てはまらなかった場合は、どうすればいいのでしょう?

この場合には「いじめを見たことがある」「いじめの体験談を聞いた」経験から、あなたが感じたこと、考えたことを書き出していく方法があります。

例えば、

・いじめを目撃した時に、あなたがとった行動

・いじめの体験談を聞いて初めて知ったこと

このような切り口でも、人権作文を書くことはできます。ですから、どんな人でも人権作文を書くことはできるはずなのです。

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文章を書くときのポイントを知っておこう

文章を書く方法は、一つではありません。

テーマを決めたら一気に書き上げる方法もありますが、文章を書くのが苦手だと、なかなかこのやり方では書きにくいかもしれません。

そこで「どうしても作文を書くのが苦手」という場合に試してほしい3つの方法を紹介していきましょう。

 

書く順番にこだわるな

作文のタイトルと自分の名前を書いた後、どうやっても次が続かないという人がいますが、そんな人ほど試してもらいたい書き方があります。

文章を書くとき、あなたの中で結論となる文章は決まっているでしょうか?

「なんとなく例を挙げて書き続けていったら、上手いまとめ方が出来た」というのは、正直に言いますが、よほどの天才です。

こうやって文章を書いている私も文章全体の構成を作るために、骨組みを作ります。

その骨組みの基本となるのが「結論」。

「何を自分は伝えたいのか」という結論部分がはっきりしていないと、作文を書きあげるというのはかなり難しいのです。

だから、書くのが苦手という人ほど、書く順番にこだわってはダメです。

 

5W1H

そうはいってもなかなか書きづらいという人は、「5W1H」の法則を使っていきましょう。

5W1Hは、メリハリのある文章を書くときの重要なポイントを表したものです。詳しく解説すると、こうなります。

・いつ(When)

・どこで(Where)

・だれが(Who)

・なにを(What)

・なぜ(Why)

ここまでで、5つのWがでました。

文章を作るうえでは、まずこの5H が原則になります。

そして最後の1Hは、「どうやって(How)」です。

これを、いじめに関する文章に当てはめて、1つの文章を作ってみると、こうなります。

「昨日の夕方(When)、

学校のトイレで(Where)、

佐藤さんが(Who)、

山本さんをいじめていました。(What)

山本さんが佐藤さんのことを無視したことが気に入らなかったそうです。(Why)」

こうやって文章を作ってみると、読んでいても意味が分かりやすくなります。

さらに、

「佐藤さんが『気に食わないんだよ』と大声で山本さんを怒鳴っていました」

というHowを付けると、さらに状況が詳しくわかるようになります。

いじめの体験を再現する時やいじめの現場を目撃した時の描写などでは、この5W1Hが抜けていると誰が何をしているのかが全く分からなくなります。

文章を成り立たせるためにも気を付けましょう。

 

いきなり原稿用紙には書かない

文章を書くのが苦手な人に多いのが、白紙の原稿用紙を眺めて途方に暮れることです。

こんな時には、まず、全体の構成を考えるための原案を作ってしまいます。

具体的な作文の原案をつくる方法

0:紙を1枚用意します。

(真っ白な紙を用意しましょう。)

1:紙の中心に、あなたが書きたい結論を書きます。

(例)いじめは、相手を傷つけるだけでなく、自分の心を傷つける行為なのだと思います。

2:紙を4つ折りにし、一つの枠に、それぞれテーマを書きます。

(例)「実際に見たいじめの現場」「いじめられた人の様子」「その様子を見て自分が思った事」「周りの様子」について書きます。

3:それぞれのテーマについて、思いついたことをどんどん書き込んでいきます。

(例)あくまで下書きなので、ガンガン書きましょう。

こうして、全体の骨組みが出来上がったら、どの順番で組み立てていくのかを考えていきます。

特に自分が書きやすいテーマには文字数を多く割り当て、苦手なテーマとのバランスを考えて、全体が必要字数になるように考えていきます。

先に紹介した

・結論を先に書く

・5W1H

と合わせることで、さらに効率よく作文を書くことが出来るようになります。

 

まとめ

人権作文といっても、決して難しいテーマではありません。

軽いテーマではないことは確かですが、身近な問題の中からいかにして自分なりの意見を導き出すか、ということが評価の対象になります。

自分なりの意見をしっかりと文章として表現するためにも5W1Hは重要になりますし、作文全体の骨組みを作ってから文章を作るということも大切になってきます。

特に人権作文に関しては、難しい文章や美しい表現を求められているわけではありませんから、あなたが今考えていることを、表現するものだと考えてみてくださいね。

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