武蔵大学の「建学の三理想」には、「世界に雄飛する」ことが出来、「自ら調べ自ら考える力がある人物」の育成とあります。
これは、最近人気が高まっている大学のキャッチコピーによく出てくる、「グローバル社会に対応する人材」や「自ら問題解決できる人材」にあたります。
ということは、創立時より、現代社会が求めている大学教育への理想が、そのまま建学の精神となっているといえます。
まさに、時代を先取りした大学運営に取り組んでいるのが、武蔵野大学なのです。
そんな時代を先取りしている武蔵大学の評判や雰囲気に、今回の記事では迫っていきます。
では、早速見ていきましょう。
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気になる大学の評判
武蔵大学は、「ゼミの武蔵」と呼ばれるだけに、1年次からゼミが全員必修となっています。
スタートするのも、入学後すぐからですから、ゼミを通じて友達が出来たり、大学生活に慣れるためのきっかけとなったりします。
もちろん、「ゼミの武蔵」と呼ばれるくらいですから、ゼミ活動のための専用ルームや研究費用の支援など、様々な点でゼミに打ち込むことが出来る環境があります。
ゼミの種類としても、企業から持ち込まれた課題を解決するゼミもありますし、他大学との合同ゼミもあります。
ですから、学部や学科だけでなく、学校や学生、企業といった枠を超えた活動を通じて、社会を学ぶ場が用意されています。
こうした大学の取り組みは、やはり多くの学生や卒業生から高く評価されています。
全国の私立大学の中でも、ゼミの充実度や満足度に対する総合的な評価はトップクラスで、「充実している」「一人ひとり発表する場がある」「様々な種類のゼミを1年生から体験できる」という意見が多くみられます。
少人数制のゼミという点も、非常に高く評価されています。
先生との距離が近いという点も評価の対象になっていますが、「学生同士で議論や意見交換が活発にできる」「和気あいあいとした雰囲気」「自分のやりたいことが必ず見つかる」という好印象の意見につながっています。
ピックアップ!この学部や学科の評判は?
武蔵大学には、看板学部以外にも魅力ある学部や学科があります。気になる学部や学科の評判を、ザックリとまとめてみました。
人文学部英語英米文化学科
人文学部英語英米文化学科は、少人数制授業で、1年次から徹底した英語力の強化を目指す学科です。
実践的な英語を学びながらコミュニケーション能力を高めることで、グローバル社会で活躍できる人材を育成するプログラムを採用しています。
ですから、「将来世界で仕事がしたい」「英語力を高めたい」という人には、おすすめの学科といえます。
もちろん、英語力を伸ばすだけではありません。
英米を含む英語圏諸国の社会や文化についても幅広く学んでいきます。
このような学習によって、円滑な国際交流やより質の高いコミュニケーションが取れるようになります。
評価としても、講義や授業・研究室やゼミ・就職や進学のいずれも高いです。
この学科でも、小規模大学ならではの「丁寧な指導」に評価が集まっています。
この傾向は、研究室やゼミにもあてはまります。
ただし、英米文化を学ぶとしていながらも、その割合は同等ではないようです。
比較するとアメリカ関連の授業の方が多いようですから、イギリス関連の知識や授業を希望していた学生からは、物足りなさを感じる意見も見られます。
人文学部ヨーロッパ文化学科
ヨーロッパ諸国の情勢は、EU統合など、今まさに変革期を迎えています。
こうしたヨーロッパ諸国の文化や現在の情勢、今後の動向なども踏まえ、広くヨーロッパ世界について学ぼうというのが、人文学部ヨーロッパ文化学科の特徴です。
文系の外交語学科というと語学力のレベルアップが主役となりがちですが、武蔵大学のヨーロッパ文化学科は、「幅広くヨーロッパについて学ぶ場」という傾向が非常に強い印象です。
文学や歴史、思想だけでなく、多様なヨーロッパの芸術、特徴ある生活文化など、ヨーロッパのすべてについて学ぶことが出来るよう、授業の内容を幅広く設定しています。
こういった取り組みは、学生からも高く評価されているようです。
ただし、ヨーロッパ諸国といっても、フランスやドイツに関連する授業の方が充実しているようです。
そのため、北欧系の授業を希望していた学生からは、「物足りなさを感じる」という意見も見られます。
研究室やゼミは、基本的に少人数制なので、先生との距離が近い点が高く評価されています。
人文学部日本東アジア文化学科
日本東アジア文化学科は、日本文化について深く学んでいきながら、日本と関係が深い東アジア諸国の文化を、様々な角度から学んでいく学科です。
ですから、「日本を含めた東アジアの文化について深く学びたい」「日本について勉強したい」という人にはおすすめの学科です。
授業や講義では、「丁寧に指導してくれる」「生徒の意見をよく聞いてくれる」など教師に対する高評価が見られます。
講義自体は、日本やアジア圏に関する文化などを学ぶ講義が中心のようですが、幅広い分野からこれらについて学ぶスタイルが取られています。
ただし、「この学科でしか学べない点が多い」ということは、授業内容としてもマニアックなものが含まれるということでもあります。
ですから、「この学科に興味がない人にはつまらない授業」という厳しい意見があります。
とはいえ、身近な日本と隣接する東アジアの文化が専門分野となるわけですから、より深く、より専門的な研究がしたいという人であれば、十分満足できる内容のようです。
社会学部社会学科
社会学部社会学科では、社会学の基礎理論やデータ収集・分析法を学びつつ、自分が関心のある社会問題について科目選択制で自由に学ぶことが出来るのが特徴です。
評価としては、講義や授業・研究室やゼミ・就職や進学のいずれも高く評価されています。
特に、研究室やゼミに対する評価はかなり高いです。
こうした評価で目立つのは、「自分のやりたいことが出来る」「小規模大学だから設備がコンパクトにまとまっている」「授業が丁寧」「うるさい授業がない」という意見です。
社会学部メディア社会学科
メディア社会学科は、メディア学の基礎となるメディア理論をもとに、アンケートやフィールドワークなど社会問題の発見や解決に役立つ調査の方法や調査レポートの作成などを通じて、より深くメディアを理解していくことを目的とした学科です。
また、メディア系となると、「派手」「うるさい」というイメージが目立ちそうですが、武蔵大学のメディア社会学科には、そういった雰囲気はないようです。
授業や講義のテーマも、ドラマのようなクリエイティブ系より、ジャーナリズムに関するものの方が強いようです。
そのため、「ジャーナリズム色が濃い」「アットホームな雰囲気」「自然が豊か」などの意見が見られます。
他の学部でも目立ちますが、研究室やゼミが少人数制のため、「充実している」「興味のある分野を深く学べる」などが多くみられる意見です。
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気になる卒業後の進路
志望校を決める時には、やはり卒業後の進路も気になります。
武蔵大学卒業後の、気になる進路についてまとめてみましょう。
取得できる資格は?
武蔵大学では、指定科目を修了することで、取得することが出来る資格があります。
学芸員
学芸員は、各種博物館での専門的な仕事に携わります。
学芸員の仕事は、主に、資料の収集・保管・展示企画・調査・研究活動などになります。働く場合には、学芸員の資格が必要になります。
卒業生はどんなところに就職した?
気になる卒業後の就職先の参考として、実際に武蔵大学の卒業生が、どんな企業に就職したのかは、ぜひとも知っておきたい情報です。
経済学部
他の学部と比べて公務員就職者が多いのが、経済学部の特徴です。
一般企業への就職としては、やはり3大メガバンクがトップの人気と実績です。
そのほか、野村證券、東京ガス、楽天、キューピー、日本航空、東日本旅客鉄道などに実績があります。
人文学部
他の学部と比べると、教員職や進学者が多い傾向にあるのが、人文学部の特徴です。
就職実績としては、全日本空輸、東日本旅客手銅、東武ホテルマネジメント、積水ハウス、内田洋行、ソフトバンクなどがあります。
社会学部
社会学部では、サイバーエージェント、クックパッド、ナムコ、日本航空、東北新社、秋田テレビなどに就職実績があります。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
武蔵大学の偏差値や学部ごとの難易度などについては、以下の記事で詳しく解説をしています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
→武蔵大学の偏差値や難易度はどうなの?学部ごとに調べてみた!
武蔵大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。
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