武蔵大学の偏差値や難易度はどうなの?学部ごとに調べてみた!

武蔵大学は、東武グループの創設者である初代根津嘉一郎が設立した、旧制武蔵高等学校が前身となっている大学です。

旧制高等学校というと現在の高等学校と勘違いしやすいですが、現在の分類に直すと、大学教養課程にあたるといえます。

ですから、創設者が財閥出身者であったとしても、武蔵大学は歴史的にも十分に有名な大学です。

今回の記事では、さんな武蔵大学の秘密に迫っていきます。

では、早速見ていきましょう。

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気になる偏差値

武蔵大学の偏差値を学部ごとにまとめてみました。

経済学部

教育学部の偏差値は、55.0~57.5です。(センター試験の得点率は、70~73%)

出題傾向は、≪標準レベル≫です。

人文学部

人文学部の偏差値は、52.5~57.5です。(センター試験の得点率は、71~76%)

出題傾向は、≪標準レベル≫です。

社会学部

社会学部の偏差値は、55.0~60.0です。(センター試験の得点率は、76~77%)

出題傾向は、≪標準レベル≫です。

 

気になる看板学部

武蔵大学といえば、学校内で最も歴史の古い経済学部が看板学部といってもよいでしょう。

1949年に設置された経済学部は、現在、経済学科・経営学科・金融学科の3学科があります。

学部としては全体の2/3が男子学生ですが、新入生の約7割が地元以外の学生というだけに、人気度も注目度も全国的に高い学部といえます。

評価の内容ですが、講義や授業、施設や設備に対して高い評価が目立ちます。

特に研究室やゼミ、就職や進学、アクセスや立地についてはかなり高く評価されています。

評価される理由としては、「専門分野を深く入り込んで学ぶことが出来る」「必修が少ない分、自分が興味のある分野を徹底して学ぶことが出来る」「他の学科であっても自由に授業を受けることが出来る」などが多くみられます。

ちなみに、他の大学と比べても珍しい金融学科では、「金融を中心に経済学を学びたい人にはおすすめ」という意見があります。

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知っておきたい武蔵大学のこんなこと

武蔵大学を目指すと決めたなら、ぜひとも知っておきたいのが武蔵大学でのキャンパスライフに関わることです。

受験勉強のモチベーションアップのために、ぜひとも知っておきたいこんな情報を集めてみました。

第二外国語にEU圏の国って将来的にもあり!

「グローバル化に対応する人材の育成」を打ち出している大学は、「それなりに有名」以上であればほとんどであるといっていいでしょう。

こういう大学の多くが「英語力のアップ」をうたっています。

これに対して、「第二外国語も身につけましょう」という学校となると、かなり選択肢が狭まってきます。

では、受験する学生の側からすれば、「第二外国語を選択するなら、どの国の言語を選択するのが将来的に得するの?」となります。

もちろん、外国の文化に興味があったり、第二外国語となる言語に身近に接しているのであれば、なにを選択するのかということで悩むことはないはずです。

でも、そんな条件を持っている人など、所詮一握りの学生といえます。

それなら、ほぼ同じ条件の日本人学生が第二外国語を学ぶとしたら、どの言語が将来的にも得をするのでしょう。

最近の経済や世界情勢から考えれば、やはり中国語が一番に思いつくかもしれません。

ですが、長い歴史を見てみれば、EU圏内であるドイツ語の方が、英語を除けばはるかに母語人口が多いのです!

医学も哲学も、ドイツ語と深い関わりがあります。

日本国内で言えば、戦前・戦後ともに、「第二外国語といえばドイツ語」という時代が続きました。

そのため、現在の50代以上の世代に限定すれば、第二外国語のイメージはドイツ語というのが圧倒的に強いです。

しかも、現在どの大学でも人気の経済学ですが、もしもマルクス経済学を本気で学ぼうとすれば、ドイツ語が出来なければ何も理解できません。

そう考えれば、ドイツを含めたヨーロッパ圏内の言語や文化について専門に学ぶことが出来る人文学部ヨーロッパ文化学科は、今の世界情勢に則したものであるといえるでしょう。

 

やっぱり少数精鋭って将来強い?

武蔵大学は、MARCHやそれに匹敵する有名大学と比べると、明らかに小規模な大学です。

でも、偏差値的に見ると、これらの大学に肉薄する実力があります。

なのに、どうして圧倒的な人気がないのでしょう。

でも、この疑問を想い浮かべる時に比較対象となる大学の姿が、あなたの頭の中にもありますよね?

はっきり言って、武蔵大学は地味です。

都会のど真ん中で、〇〇タワーと呼ばれるようなビル型キャンパスなんてありません。

都内にキャンパスもありますが、練馬区ですから、華やかさとは縁がありません。

でも、人気です。

その秘密は、多くの評価の中でも目立つ「少人数制」「少数精鋭」というところにあるのです。

小規模の大学は、在学する学生の数も限られていますから、このようなWebなどの評価では圧倒的に不利になります。

同じ偏差値の大学で在学者数の多い大学であれば、大手企業への就職率だって確率的に高くなるのは当然です。

でも、学校生活や授業・講義に対する満足度で、一番評価されるのは、「先生の面倒見がよいか」「先生との距離は近いか」「先生に細かな指導をしてもらえるか」の3点なのです。

この点が、全学部通じて高く評価されている大学というのが小規模大学であり、小規模大学の中でも少数精鋭と呼ばれる人材の育成に定評があるのが、武蔵大学なのです。

 

今さら紹介するまでもない豪華な卒業生!

武蔵大学は、数々の著名人や芸能人が卒業、在籍していることでも有名です。実際に、こんな著名人が武蔵大学の卒業生です。

■俳優・女優

●鈴木ヒロミツ/俳優・歌手

■政財界

●宮崎秀樹/日本医師会副会長

●神戸文彦/日本テレビ放送網エグゼクティブプロデューサー

●木田高明/ブシロード社長・ナカ規格代表取締役社長・元新日本プロレスリング株式会社取締役会長

●島田知格/オフオン社長

●岩崎幸次郎/リーガルコーポレーション

●黒川文雄/デックスエンタテイメント代表取締役社長・元ブシロード副社長

●吉田俊雄/日本バイリーン社長

●坂巻信昭/東部トップツアーズ社長

■スポーツ選手

●伊東亮大/プロ野球

●太田哲也/レーシングドライバー・モータージャーナリスト

●稲葉洸太郎/フットサル

●中野吉之伴/サッカー指導者

●榎本日出夫/バスケットボール指導者

■その他

●中井紀夫/SF作家

●横関大/江戸川乱歩賞受賞作家

●殿谷みな子/作家

●五十嵐公太/ミュージシャン・元JUDY AND MARY

●ジャンク フジヤマ/シンガーソングライター・ギタリスト

●中里融司/漫画家・小説家・戦史研究家

●天川沙織/2000年ミス日本グランプリ・ファッションモデル

 

まとめ

武蔵大学は、似たような大学名や高校なども複数あるため、強烈な印象が残りにくい大学の1つです。

ですが、小規模大学ゆえに。設立当時から少人数制指導など、決め細やかな指導を行ってきたことに、高く評価されている大学です。

武蔵大学に興味のある人は、ぜひオープンキャンパスや大学の公式ホームページなどでより詳しい情報をチェックするようにしてくださいね!

ちなみに、武蔵大学の評判や雰囲気については、以下の記事で詳しく解説をしています。

ぜひこちらの記事もご覧ください。

武蔵大学の評判や雰囲気は?卒業生の就職実績についても調査!

武蔵大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。

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