「自分の部屋で黙々と過去問やってました!」なんていうのは、意外とズレていたりするかもしれない今どきの受験事情。
もちろん勉強はどれだけ集中できるかがポイントですが、それだって人それぞれ違います。
でも今さら人には聞けない、受験勉強をするための場所。
今回はそんな勉強するのにおすすめの場所について、まとめてみました。
もしかしたら、今までダメだと思っていた意外な場所が、他の人もお気に入りの勉強スポットということもあるかもしれませんよ!
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勉強するのにお金はかけない!コストパフォーマンス重視のこんな場所
勉強するのにお金はかけないというのが、圧倒的に多いのは事実です。
でもその理由を聞いてみると、
・受験勉強中はアルバイトもできないから金銭的に苦しい
・その度に親から小遣いをもらえない
というのが本音にあるようです。
まずは、「お金をかけなくても、しっかり集中できる場所」ということで人気があった場所を紹介します。
居心地の良さは抜群!放課後の教室!
お金をかけずに勉強ができる場所として人気が高かったのが、放課後の教室。
分からない場所が出てきた時にすぐに先生に聞きに行くことが出来るというのが、放課後の教室を選んだ人に多かった答えです。
たしかに、放課後の教室なら、図書館と違って席が空かなくて結局勉強できないこともありません。
人気のある図書館だと高校生だけでなく、大学生や社会人もやってくるだけに席を取るのに苦労することもあります。
でも学校の教室で気になることといえば、放課後の部活動。
校庭で走り込みをする後輩たちの掛け声や、たまに外れた音を出すブラスバンド部のトランペットなど、放課後の学校は必ずしも静かな環境とは言い切れません。
でもよく考えてみれば、受験当日だって音は発生します。
むしろ恐ろしいほど静かな教室の中、響き渡る鉛筆の音!
あれは受験を体験した人ならだれでも知っていることですが、それなりにうるさいものです。
そう考えてみれば多少音が聞こえるくらいの環境の方が、受験当日の対策にもなってちょうどいいかもしれませんよ。
勉強するなら形から!公共の図書館
何事も形から入らないと集中できないという人は、街の図書館がおススメです。
受験を経験した先輩たちも、街の図書館を勉強場所として利用していたという人は多いです。
その一番の理由は、静かな環境。
本を読む、勉強をする、調べ物をするという人が集まってくる場所ですから、大勢の利用者がいても静かさだけはダントツの1位!
しかも、児童図書が置いてあるスペースと学習スペースが分かれている図書館がほとんどなので、子どもの声が気になるということもありません。
ただし、図書館の場合、勉強スペースが限られていて、人気の図書館になるほど席の空きがないというのが悩むところです。
大きな図書館の方が利用できる席数は多いですが、そんな場所ほど利用する人も集中します。
私も受験生の頃図書館を利用することが多かったのですが、学校と自宅まで距離が離れていたという理由で利用していました。
できるだけ集中して勉強したくても、学校が終わって家に帰ると、すでに19時過ぎ。
夕食やお風呂にせかされてしまって、結局勉強を始めるのが遅くなってしまいます。
そんな理由で図書館を利用していましたが、やっぱり席取りには悩みました。
だから、利用する図書館を3か所ピックアップしていました。
まず、学校が早く終わった時。
こんな時は、人気がある図書館でも楽に席が取れるので、第一候補の図書館へ速攻向かいます。
ちょっと出遅れた場合。
この場合は、第一候補の図書館はさっさと諦めて、多少不便な場所にあるローカルな図書館に向かいます。
たまにどうしても気分がのらない時がありますが、そんな時も図書館を変えます。
私の場合は帰りの電車を途中下車して、駅の近くにある普段あまり使わない図書館でリフレッシュしていました。
ちなみに、図書館を利用する人の中でも、1箇所に場所を決めず、時間や気分によって図書館を変えて利用するという人、意外と多かったですよ!ぜひ一度試してみて!
時にはお金も必要だ!勉強優先ならこんな場所
受験や模試が近づいてくると、どうしてもここだけは集中したいという日があります。そんな時には、迷わずこんな場所で集中するという人もいます。
プライベート重視の有料自習室
有料の自習室の良さといえば、なんといってもプライベートスペースがしっかりと確保されているという点でしょう。
無料で利用が出来る図書館などは、隣の人との距離が近くて落ち着かなかったり、壁がないだけに向かい合わせに座る人の視線が気になったりします。
その点、パーティションで区切られている有料自習室は、まさに個室感覚!
視線が気になることもないし、人に迷惑をかけない範囲であれば、体を動かしながら暗記しても問題ありません。
しかも、図書館だと、暇つぶしのために机を占領している人もいますよね?
ひどい場合、いびきをかいて寝ている人も…。
そんなちょっと迷惑な人がいないのも、有料自習室のいいところ。
お金を出して勉強するわけですから、勉強もせずに眠っていればそれだけ損をします。
さらに、最近では月単位で利用することが出来る有料自習室も増えています。
普段は図書館を利用している人でも夏休みなど、どうしても利用客が増える時期だけは、有料自習室で勉強する人もいます。
最近ちょっと面白いのが、女性専用エリアがある有料自習室が増えているというところ。
「勉強に集中し過ぎて、トイレで鏡をみたら化粧が落ちていてびっくり」ということ、女の子だったら意外と経験済みだったりしません?
そんな時でも、女性専用エリアがあれば、特に気にすることなく集中することが出来ます。
もしも家の近くにこんな自習室があるなら、結構穴場ですよ!
とことん集中!ビジネスホテル
無理!と思ったあなた。ちょっと待って。
「とことん集中して勉強したい」というなら、思い切ってビジネスホテルに泊まりこんでしまうのもアリ!
安ければ、1泊5000円以下で朝食付きというホテルも結構あります。
家にいると、食事の時間や入浴時間など、家族の事情によって受験生を最優先するわけにはいかないこともあるでしょう。
しかも兄弟が多いと、小さい弟や妹と部屋が同じだったり、勉強部屋のすぐ隣がリビングだったりします。
一生懸命集中しようとしても、どうしても家族の声やリビングから聞こえてくるテレビの音に、気が散ってしまうということもあります。
そんな時には、ビジネスホテルを利用してしまうのが一番!
勉強スペースとしてもおススメですが、受験当日の予行練習にも効果ありです。
というのも、希望する学校が自宅から遠く離れた場所にある場合、受験の前日は学校近くのホテルに宿泊ということもありますよね?
初めて一人でホテルに泊まるとなると、それだけで緊張してなかなか眠れないということもよくあります。
だから、普段から緊張するタイプであれば、受験当日の予行練習もかねてビジネスホテルで勉強するというのもありなんです!
ただし、注意しておきたいのは、ビジネスホテルを予約する時。
ビジネスホテルは、基本的に勉強するスペースではありません。
室内の照明が暗かったり、ホテルの場所によっては、外の音がうるさくて気になることもあります。
ですから、予約する時に必ず確認しておくことは、スタンドライトの貸し出しが出来るかどうかです。
最近のビジネスホテルは、受験生対応の宿も多いため、無料で貸し出してくれるところも増えています。
そしてもう一つ大切なことが、「受験勉強を目的に宿泊する」ということを、予約の段階でしっかりと伝えておくこと。
高校生が一人で宿泊することは、ホテル側としてはあまりいい印象がありません。
例えば部屋の破損や喫煙など、万一のことを考えればできればお断りしたいものです。
でも、受験となれば話は別です。静かな部屋を準備してくれるなどの配慮をしてくれます。
あともう一つ注意しておくのが、ビジネスホテルの机はあまり広くないということ。
限られたスペースで家具を配置するため、奥行きがないタイプの机が多いのがビジネスホテルです。
ですから大量の参考書を一度に広げて勉強するには、あまり向いていないと思っていてくださいね。
やっぱり王道!ファミレス・ファーストフード店
外で友人たちと勉強するなら、ファミレスやファーストフード店を利用するのが一番という意見は、かなり多いです。
そして、そんな場所だからこそ悩む受験生も多い!
まずは、ファミレスやファーストフード店で勉強をするときのメリット。
メリットは、やっぱりコストパフォーマンスの高さでしょう。
ファミレスであれば、2~3名なら4名掛けのテーブル席に案内されるので、多少参考書を広げても、広さ的に問題ありません。
しかも、ドリンクバーを頼めば、安い値段で何回でも好きなドリンクが飲めます。
もっと安く利用するなら、ファーストフード店というのもありですよね。
コーヒー一杯飲めば、夏は涼しいし冬は暖かいままで勉強が出来ます。
多少周りの音が気になったとしても、そこはウォークマンなどでカバーできます。
しかも、スイーツ系やコーラなど適度な糖分は、勉強する時に必要な記憶力のサポートとして効果あり!
勉強で疲れてちょっと休憩という時も便利です。
ただし、デメリットはこういうお店が飲食店であるということ。
「食事以外の目的のお客様は〇時間まで」と張り紙で注意書きがされているお店もありますし、「勉強のお客様はご遠慮いただいております」と店員から注意されることもあります。
正直言ってこのあたりは仕方がないかも、と思うこともありますが、ちゃんと対処法はあります。
何人かまとまって利用するから、お店のターゲットになりやすいんです。
1人で利用すれば、意外と大目に見てくれます。
人数が多いとテーブル席を使いますが、カウンターや2人までのミニテーブルなら店が混雑していても、何席かは空きが出てきます。
だから利用する方のマナーとして、「ちゃんとお店の迷惑にならないように気を使ってますよ」というアピールをしておくのがポイント(笑)
受験は誰もが経験することです。
店員だって、一度くらいはファミレスやファーストフード店で受験勉強をした経験があるはずです。だから、勉強したいと思う気持ちを全く理解しないわけではありません。
ですので利用する側のマナーとお店への配慮があれば、よほどひどい利用の仕方をしない限り、大目に見てくれるでしょう。
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一度は試してみたいこんな場所
勉強の場所としてのイメージが全く浮かばないような場所でも、勉強する環境としてかなり良い場所があります。
「まさかこんな場所で?」と思うような場所かもしれませんが、意外と経験したことがあると答えた先輩たちも多いのが今から紹介する場所。
「どうしても集中できない」「ここまで紹介されたような場所が近くにない」というなら、どんな地域でもこれならありそうという穴場のスポットをぜひ試してみて!
誘惑に打ち勝てるなら最高の場所!漫画喫茶
漫画喫茶というと漫画を読むためのスペースと思っていませんか?ところが、ここも穴場の勉強スポットなんです。
漫画というくらいですから、本の一種です。言い換えれば、本を読むためのスペース。そうなれば、喫茶スペースがあっても基本は静かです。
しかも、漫画喫茶はインターネットも利用できる優れもの。
店によっては個室完備で、デスク席だけでなく、靴を脱いで利用できる部屋まであります。
最近ではファミリールームというのもあるので、ファミレスを利用するよりも漫画喫茶で勉強するという人も増えています。
漫画喫茶の場合、一般的に個人で利用することが多いので、会話が気になるということもありません。
BGMが若干うるさいと感じても、耳栓などを準備しておけば、ほとんど気になりません。
もしも勉強の途中でわからないことが出てきても、インターネットですぐに調べられるというところも、受験勉強の場所としては最適です。
ただし、他の勉強場所と比べて誘惑が最も多いのが漫画喫茶。
ほんのちょっと休憩のつもりが、どっぷり漫画にはまってしまったということにならないように気合を入れておかないと、せっかくの勉強時間がただの暇つぶしになってしまいますよ。
ショッピングセンターの休憩場所
ショッピングセンターといえば、どの地域にでも一つくらいはある、市民憩いの場所です。
トイレもあって、食事もとれる。
空調設備もあるし、何しろ明るい。
これだけ揃っていると、かなり勉強には向いているといえるでしょう。
だから平日のショッピングセンターの休憩スペースを覗いてみると、参考書を開いて勉強している人を見かけることも少なくありません。
ただし、ここで注意しておかなければいけないのは、休憩スペースの場所の問題です。
休憩スペースというと、トイレやエレベーター付近にありますが、利用者の多い場所だと勉強する場所としては向いていません。
他の人の視線が気になって、全く集中できないということもあるでしょう。
ですから狙い目は、人気の少ない、店の奥まった場所にある無料休憩スペース。
こういう場所には、従業員の通用口が近くにあるだけで、一般の利用者はほとんどいません。
しかも、のんびりと疲れが取れるまで休んでいるおばあちゃんなどが一人で座っていたりするので、一人で勉強していると、「がんばってるね」なんて声をかけてくれることもあります。
受験勉強をしていると、人と接する時間が極端に少なくなった気がして、気分的に落ち込んだりしますが、たまにはこういった場所でリフレッシュするのも、気分転換が出来て勉強の効率が上がるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、オーソドックスな勉強場所から意外な場所まで、幅広く調べてみました。この中の一つくらいは、「自分にもあっているかも?」と思えるような場所があったでしょうか?
受験シーズンは、学校の試験のように期間が短いわけではありません。
集中できる場所を見つけるのも大切ですが、モチベーションが維持できるように工夫していくことも大切なこと!
長い受験期間ですから、その時の気分に合わせて一番集中できる場所を選んでいくというのも、勉強する場所選びとしては大切なことですよ。
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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。
なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。
→ヤバすぎる!スタディサプリの大学の資料請求は紹介したくないレベルでおすすめ!
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