今回は受験生に向けた休み時間の使い方について、解説をしていきます。
勉強をするための学校や予備校ですが、授業の合間の休み時間は、言ってみれば自由時間。
でも、自由だからこそ何をして過ごすのが受験勉強に役に立つのか、なんて悩む人も多いのでは?
「どう過ごすのが正しい過ごし方か」という答えはありませんが、今の自分に合った休み時間の過ごし方を探すのも、この時期には大切かもしれません。
受験生向けの記事になっていますが、それ以外の人もぜひご覧ください。
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友達とおしゃべりする
友達との会話が楽しみで、休み時間が待ち遠しいという人も結構います。
それって、とても自然な感情です。
時間を気にせず友達と過ごすことが出来ないのは寂しいかもしれませんが、時間が決まっている分、ダラダラと時間を過ごしてしまうこともありません。
ただ、それまでのようなドラマやラジオなどの話題から、近況報告や情報交換の話題にかわったという意見もあるようです。
また、推薦入試や就職などで早く進路が決まってしまうと、一般入試で受験をする友達との付き合い方に悩むケースもよくあります。
そんな時は、できるだけ相手の状況に合わせてあげるようにしましょう。
一時的に距離を感じるようになるかもしれませんが、ある程度の距離を保って付き合っていけば、お互いに思いやる気持ちが伝わり、いい関係を続けることが出来ます。
早弁する
「早弁なんて…」と思うかもしれませんが、受験勉強を効率よく行うためのコツとも言えます。
昼休みは食事の時間ですから、人の移動が多い時間です。
例えば、食事厳禁の自習室などなら、昼休みの方が断然静かに利用することが出来ます。
教室も、学食を利用する人もいるはずですから、他の休み時間よりも静かに過ごすことが出来ます。
そのわずかな時間を勉強にあてるというのも、勉強時間を増やす裏ワザ。
でも、お腹が空いていたのでは集中することはできません。
そこで、早弁!
この時の早弁のポイントは、おにぎりやサンドイッチなど、手軽に食べられるものにしておくことです。
昼休み以外の早弁は、満腹になってしまうと、授業中に眠くなってしまう原因になります。
そうなってしまうと、それこそ意味がありません。
食事の回数を増やして、1回の量を減らすようにすれば、眠気防止にもなります。
あくまでも、食べる量は気を付けないと、受験中に太ってしまう原因になりますよ!
リラックスに徹する
勉強の合間は、気分を切り替えるためにリラックスに徹するという人もいます。
適度な休憩は集中力をアップさせてくれます。
いくら気合を入れて勉強に取り組んでいたとしても、人間の脳にたまる疲れは気合ではどうにもなりません。
脳が疲れてくると、どうしても記憶力が低下してしまいます。
勉強の効率を上げるために、休み時間にはきちんと休むというのも、受験生にはとても大切なことです。
外に出る
教室は、何もしていなくても勉強を連想させる場所。
そのために、あえて休み時間は外に出てリラックスするという方法もあります。
疲れた気持ちをリセットするのに即効性があるのは、環境を変えてみるという方法です。
その中でも一番簡単なことが、外に出るということ。
天気が良い昼間であれば、冬でもポカポカと温かく過ごすことが出来ます。
太陽の光を浴びると、乱れがちな体内時計が正常な状態に戻ろうとし、昼間の眠気を飛ばしてくれます。
また時折吹いてくる風や外の音は、塞ぎがちな気分をスッキリさせることもあります。
だまされたと思って、今度、疲れた時に一度外に出てみてください。きっと、その次の授業ではすっきりした気分でのぞめますよ。
音楽を聴く
気持ちを切り替えるには、好きな音楽を聴くというのもよい方法です。
音楽は、頭の中でオンとオフを切り替えるためのスイッチの役割があります。
授業によっては、思った以上にわからないことが多くて気が滅入ることもあるかもしれません。
次の授業が自分の苦手な教科だったとしたら、それだけでもテンションが低くなることもあるでしょう。
そんな時は、音楽で気持ちを切り替えるというのも一つの方法です。
もしも、同じ気持ちの友人がそばにいるなら、一緒に聴いて、気持ちを励まし合うというのもいいかもしれませんよ。
何も考えずに外を見る
時には、何もしないということもリラックスには効果があります。
受験期間中は、いつでも何かやらなければいけないという気持ちに追われているような気になるものです。
やるべき時にはやるという姿勢は大切ですが、いつでもその状態だと、いくら気持ちがタフだったとしても長くは続きません。
そんな時こそ、何もしないという時間はとても大切です。
ただし、周りも同じ受験生。
友達だっているでしょう。
そんな状況で、ただ何もせずに前を向いてぼんやりしていると、さすがに心配されてしまいます。
周りに心配されずに、何もしない時間を作るには、ちょっとした演出が必要です。
それが、「外を見る」ということ。
こうしておけば周りもみな受験生ですから、なんとなく一人になりたい気分なのだということを察してくれます。
もちろん、リラックスのために外を見ていたことは、あとからきちんと友達に伝えておきましょうね。
そうでなければ、本当に心配されてしまいますよ。
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受験生らしく勉強で過ごす
勉強の合間に勉強をするなんて疲れると思うかもしれませんが、ここで周りと差をつけることで合格に一歩近づくのは間違いありません。
特に学校や予備校の休み時間は、放課後の勉強時間と違って、時間がきちんと決められています。
そのため短時間で集中する力を身につけられたりなど、時間を決めて作業をするにはとても良い時間です。
授業の予習をする
次に始まる授業の内容に集中するためには、予習は欠かせません。
前日の勉強で予習を済ませる人も多いでしょうが、前の授業の流れをいったんリセットするためには、別の作業をするのが一番。
そのためにも、休み時間中の予習は効果があります。
しかも昼休み以外の休み時間は10~15分と短いため、短期間で次の授業の予習を終わらせる習慣が身に付きます。
受験シーズン初めの頃には、ぜひこの習慣は身に着けておきたいですね。
新聞を読む
時事問題も課題となる受験では、日頃から新聞を読む習慣をつけておくのが良いといわれます。
その理由は、新聞からの出題ケースが多いということ。
記事の内容が出題されることが多い小論文や国語では一般記事だけでなく、社説やコラムの連載記事のチェックは欠かせません。
また、英語の問題として英字新聞の記事が引用されるケースも少なくありません。
だから新聞を読むことは受験生にとって、問題の出題傾向を予想するようなものなのです。
そうはいっても、毎日これらの記事をすべてチェックするなんて、とても時間が足りないという人も多いのでは?
そんな時でも、こんなちょっとした工夫で時間短縮することが出来ます。
過去問の傾向から読む新聞を選ぶ
新聞といっても、様々な新聞社から毎日多くの新聞が発行されています。
スタンダードな全国紙から各地域で発行される地方紙まで、それこそたくさんあります。
主要都市に住む受験生であれば、全国紙の新聞が当たり前と思うかもしれませんが、地方都市に住む受験生となると、事情が違います。
自宅が地方新聞しかとっていなかったり、購読しようとしても身近に手に入らないということもあります。
でも、2015年度の大学入試問題を例にとってみても、大学入試問題として記事が取り上げられるのは、多くが一般的な全国紙の方。
朝日新聞であれば250校、読売新聞では128校が、入試問題として記事が引用されました。
こうなると、自分が行きたい学校の出題傾向をきちんとチェックして、それに合った新聞を選んで読むということが、時間短縮しながら新聞を読むコツといえるかもしれません。
休み時間には読む記事をチェックする時間にする
学校や予備校に新聞を持ちこめるなら、短い休み時間の間に、読みたい記事をチェックしてしまいましょう。
いくら休み時間だからといって全体を読んだり気になる記事を読み始めると、時間がいくらあっても足りません。
また、記事を読んでいる最中に授業が始まってしまうと、結局内容が頭に入らないということも…。
そこで学校での休み時間では、今日の新聞の中から気になる記事、読まなければならない記事をチェックするだけの時間にしてしまいます。
準備するのは、Bまたは2Bの鉛筆。
準備ができたら、紙面全体を斜め読みでチェックしていきます。
気になる記事を見つけたら、鉛筆で大きく記事を囲んでしまいましょう。
意外かもしれませんが、この方法は短時間で全体をチェックしなければいけないので、速読の練習にもなります。
チェックし終わったら、あとは、集中して新聞が読める時間に、チェックした記事を読んでいきます。
こうすれば、毎日でも新聞を読むことが出来るようになります。
家族にお願いする
両親に頼むことが出来るなら、必要な記事を切り取ってもらうのも、時間短縮の裏技です。
やり方は、休み時間を使って記事をチェックする方法と変わりませんが、そのチェックを家族に頼んでしまう方法です。
切り取った記事をノートなどに貼り付けて整理しておけば、まとめて1度に数日分の新聞記事を読むこともできます。
でも、自分で勉強するのが受験勉強ですから、あくまでもこの方法は裏技ですよ。
3分間問題集を解く
一度に解く問題の量は少なくても、継続すればかなりの量になります。
それを利用したのが、この方法です。
まずは、休み時間になったら問題集を机の上に置きます。
そのあとは、素早くトイレを済ませに行きましょう。
次の授業の開始5分前になったら、タイマーを3分後にセットし、問題を解き始めます。
タイマーが鳴ったら、1分で答え合わせをします。
ここまでを毎回5分で終われるようにします。
この方法は、短時間で集中するための訓練にもなります。
でも、休み時間のたびにこの方法を行うのはつらくなります。
ですから、最初から1日に何回やると決めておけば、プレッシャーにならずに続けることが出来ますよ。
高校生らしく過ごすことも
いくら受験生といっても、朝から晩まで勉強ばかりだとストレスが溜まってしまいます。
しかも、今までのように放課後に友達と遊びに行く時間もほとんどなくなるだけに、せめて休み時間だけでも高校生らしく過ごしたいという人も多くいます。
勉強をするにしても、自由に過ごすにしても充実した時間をぜひ過ごすことを心がけてみてください。
まとめ
今回は、受験生のための休み時間の過ごし方について紹介してきましたが、参考になる話はありましたか?
1日の時間は、どんなに頑張っても24時間以上長くなることはありません。
誰でも持っているこの休み時間をどうやって過ごすのかは、すべてあなた次第。
だから今、自分が置かれている状況に合わせて、その時に一番合っている休み時間の過ごし方を選んでいくのが、一番良いのかもしれませんね。
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