長文を読みながら効率的に英熟語を覚えたい!
という人にオススメなのが速読英熟語です。
僕はこの参考書を何度も読み込んで、英熟語を覚えながら英語長文を読む訓練もしていた記憶があります。
今回の記事では、速読英熟語の
・基本構成
・オススメポイント
・使い方
・CD(音声)は購入した方が良いのか?
・レベルとこんな人にオススメ!
といったことについて解説をしていきます。
速読英熟語を持っている・持っていないに関わらず、この参考書について詳しく解説していくのでぜひこの記事をご覧ください。
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速読英熟語の基本構成は?
まず最初に速読英熟語の基本構成からお伝えしていきます。
速読英熟語は全316ページから構成されている参考書です。
全316ページの中に200word程度の英語長文が50個含まれています。
そして肝心の中身ですが、まず見開き2ページで左ページに200word程度の短い英語長文・右ページにその英語長文の全日本語訳。
次の見開き2ページで、英語長文で出てきた熟語と意味・その熟語を使った例文が解説されています。
また最後の10講で、50個の英語長文に含みきれなかった英熟語を例文を使って解説してくれています。
なのでトータルすると、50個の英語長文+10ページ文の英熟語を使った例文となります。
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速読英熟語のオススメポイントを解説
それでは速読英熟語の基本的な構成がわかったところで、この参考書のオススメできるポイントについて解説していきます。
おそらくまだ、どんな点において速読英熟語がオススメできるのか理解できていない人も多いと思うので、ぜひどんな点がオススメなのか把握しておきましょう。
①:入試で頻出の英熟語で構成されている
世に出ている英熟語の参考書の中には、
「これ絶対に入試で出ないやろ!!」
って英熟語が含まれていることがあります。
しかし、速読英熟語では主要85大学(+センター試験)の過去7年の入試問題において、2度以上出題された熟語・構文・語法のみ掲載されています。
だからこそ速読英熟語ならば、入試で頻出の英熟語を効率的に覚えることができるのです。
②:英熟語と英語長文を一緒に勉強できる
英熟語をただ覚えているとなると単純作業になりがちです。
「英熟語を見る→その日本語訳を見る」この繰り返しで英熟語を覚えるのが基本的な覚え方だと思います。
上記のような参考書はまさに、「英熟語を見る→その日本語訳を見る」の繰り返しで英熟語を覚える参考書です。
しかし速読英熟語であるならば、英語長文の読む練習をしながら英熟語も一緒に覚えることができてしまうのです。
ですので、英熟語を覚えながら英語長文を読む練習をしたい!という人に、とてもオススメできる参考書になっています。
③:英語長文の内容が意外と面白い!
2つ目のオススメポイントと少しかぶってしまうのですが、英語長文の内容が意外と面白いというメリットが速読英熟語にはあります。
英熟語の勉強となるとひたすら英熟語とその意味を覚えるということが多いですが、英語長文にはストーリーがあるので英熟語を覚える上で単調な勉強にならずに済みます。
速読英熟語の中には例えば、
14講.集中力とは何か?
18講.欧米人の金銭観
22講.大学で何を学ぶか?
といった非常に面白く興味深い英語長文が含まれています。
オススメポイント②でもお伝えしましたが、英熟語の勉強は基本的に単調になりがちなので、このように英熟語を比較的楽しく勉強できるのは速読英熟語の非常にオススメできるポイントだと思います。
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速読英熟語の使い方
速読英熟語は英熟語を覚えるとともに、英語長文を読む練習をするための参考書でもあります。
便利ではありますが、英熟語と英語長文を一緒に学べる参考書なので使い方に悩んでしまうという人もいるでしょう。
そういった方に向けて、速読英熟語の使い方について解説をしていきます。
以下が速読英熟語の使い方です。
0:今日勉強する範囲を決める。
(1日でやれる量を設定しましょう。無理をしない程度に)
1:英語長文を訳していく。
(頭から順番に訳していきます。)
2:上手く訳せなかった英文、意味が分からなかった英単語・英熟語には印をつける。
(印をつけることで後で復習しやすくなります。)
3:印のついた英単語・英熟語の意味を確認をする。
(ここで分からない知識を分かる知識にしていきます。)
4:上手く訳せなかった英文の構造を理解して日本語に訳せるようにする。
(なぜその日本語訳になるのか理解しましょう。)
5:その英語長文をもう1度最初から訳して一通り日本語に訳せることを確認する。
(すぐ次の英語長文にいかないことが重要です。)
6:CDを使って1日5回。1週間で最低20回を目安に音読をする。
(返り読みせずにスラスラ英文を理解できるようになることが目的です。)
7:頭からスラスラ読めるようになっているか確認する。
(ここで全ての問題が完璧になります。)
きっと「こんなに繰り返し勉強するのか?」とあきれた人もいるでしょう。笑
しかし速、いろいろな参考書・問題に手をつけたくなっても、1つ1つの問題を完璧にすることが重要です。
・英熟語でいえば反射的に意味を答えられる
・英語長文でいえばスラスラと返り読みせずに、反射的に日本語訳が頭に浮かぶ
くらいまでのレベルまで仕上げましょう。
このように反射的に理解できるまでレベルまで仕上げた英熟語や英語長文がいくつあるかで、後々どれくらい成績が伸びるかが決まるのです。
ちなみに英熟語と英語長文を一緒に勉強する参考書なので、全く英熟語の知識がないという人にもこの参考書はオススメできないでしょう。
速読英熟語のCD(音声)は購入するべきか?
速読英熟語を勉強する上でやはりCDは必須といえるでしょう。
何万円もするなら話は別ですが、2000円程度で購入できるので出来るだけCDは購入しましょう。
CDを購入すればシャドーイングができます。
シャドーイングには、
・英語のテンポ(スラッシュを入れる場所)が分かる
・リスニングと音読が同時にできる
・正しい発音を学ぶことができる
このようなメリットがあります。
シャドーイングのやり方・英語長文の勉強方法については以下の記事で詳しく解説をしているので、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
→英語長文が読めない?英語長文を読めるようになるための勉強方法はコレ!
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速読英熟語のレベルとこんな人にオススメ!
レベルでいうと早慶レベルには残念ですが、及びません。
難易度的には日東駒専・センターレベルとMARCHレベルの間くらい。
偏差値としては50〜60くらいの人が対象となる参考書でしょう。
また先ほど紹介した以下の記事でも解説していますが・・・
→英語長文が読めない?英語長文を読めるようになるための勉強方法はコレ!
英文法・英文解釈(構文)の知識がない段階で、英語長文を読んでも勉強する意味がほとんどありません。
ですので、英語の基礎的な知識がない人はこの前に、
・英文法の基礎的な知識が学べる参考書
・英文解釈の基礎的な知識が学べる参考書
取り組んでおきましょう。
英文法系の基礎的な知識が学べる参考書だったら安河内のはじていがオススメです。
なぜオススメかについては以下の記事で解説しています。
→安河内の新英語をはじめからていねいにの使い方と評価を詳しく!
英文解釈の基礎的な知識が学べる参考書だったら基本はここだがオススメです。
英文解釈がという勉強かが分からない人は以下の記事をぜひ見てください。
他の参考書をオススメする場合もあるよ
英熟語と英語長文の勉強を一緒に効率的に進めていく場合であれば、僕は速読英熟語をオススメしています。
しかし人によっては、他の参考書を使った方が良い場合もあります。
・英文法や英文解釈の基礎的な知識が固まっていない人
・英熟語のみを集中的に勉強したい人
・英熟語の知識はかなり完璧だ
このような人は別の英熟語の参考書に取り組んだ方が良いかもしれません。
もし仮に速読英熟語が自分に合わなそうだと感じた場合は、他にも英熟語の参考書でオススメしているものがあるので、ぜひ以下の記事から自分にピッタリの参考書を見つけてみてください。
逆に、
・英語の基礎的な知識は固まっている
・英熟語と英語長文を一緒に効率よく勉強したい
・英熟語がまだ完璧とは言えない
といった方には自信を持って、速読英熟語をオススメすることができます。
上記のような方はぜひ速読英熟語を使って英語の勉強を進めてみてください。
ちなみに成績を上げるための英語の勉強の流れについては以下の記事で詳しく解説をしています。
もし良かったら参考にしてみてください。
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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。
なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。
→ヤバすぎる!スタディサプリの大学の資料請求は紹介したくないレベルでおすすめ!
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