明治学院大学はオシャレな大学として有名です。
実はユナイテッドアローズの創業者も、明治学院大学を卒業していたりします。
さらに、多くの芸能人が入学してくることでも有名なのが、今の明治学院大学です。
そんなこともあり、明治学院大学の偏差値は年々上昇してきているようです。
今回はそんな明治学院大学について見ていきます。
では、早速見ていきましょう。
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気になる大学の評判
日本の私立大学には、ミッションスクールも数多くみられますが、明治学院大学はその中でも最古のミッションスクールです。
建学の精神も、キリスト教主義教育が掲げられており、教育現場や教育理念にも強く影響を与えています。
ちなみに、明治学園大学というとボランティアに関する講座や活動を積極的に行っていますが、これも、創設者である宣教師ヘボンの「Do For Others(他者への貢献)」という信念がよく表れているといえるでしょう。
明治学院大学の評判として、「有名なミュージシャンやアイドルが卒業または在学している」ということもよく目にする情報です。
卒業生の中には、『夜明け前』や『破壊』『若菜集』の著者・島崎藤村がおり、そのこともあって明治学院大学の校歌は、彼が作詞しています。
さらに有名人といえば、THE ALFEEの3名もすべて明治学院大学の卒業生です。
そのため、明治学院大学の記念行事では、THE ALFEEが校歌を歌い、さらにこの時の様子を収めたCDが、大学内限定で発売されたこともあるそうです。
そんな明治学院大学ですが、大学全体の評判としては、「おしゃれ」「華やか」「女の子が多い」の3つが良く目立ちます。
ただし、騒々しいレベルではなく、もともと純・文系大学ということもあって女子学生が多いというのも、このような華やかな印象をより強くさせているとみられます。
ですが、全体的にまじめな学生が多い明治学院大学ですから、関東の私立大学準難関校という評価は正しいといえるでしょう。
気になる人気の学部
明治学院大学の心理学部は、国際学部と同じくらい人気の学部といってよいでしょう。
心理学部には、大学院など進学率が高い心理学科と教員免許の取得が出来る教育発達学科の2つがあります。
学部全体の印象としては、「温厚」「平和」「優しい人が多い」と意見が目立ちます。
他の学部のような「華やかさ」「派手さ」はどちらかというと影が薄く、多くの学生が真面目で学習意欲が高いため、「居心地が良い」「勉強するのに適している」「落ち着いた雰囲気」という意見が多く見られます。
教育発達学科では、多くの卒業生が教職員となっているようですが、教員課程を履修するか否かは選択制となっています。
一般企業への就職実績もありますが、傾向としては教育に関する職や関連企業への就職が人気のようです。
2年次から始まる実習では、教育現場を想定した実践的な学習が組まれているため、実習を通じて自分が教育に向いているのかを判断することもできます。
必修科目は他の学部と比べるとかなり多いですが、その分、就職や試験合格までのフォローが整っているので、この点においてもかなり評価が高いようです。
ピックアップ!この学部の評判は?
看板学部・人気学部以外の評判を、ザックリとまとめてみました。
社会学部
社会学部には、社会学科と社会福祉学科の2学科がありますが、どちらもゼミや研究室に対する評価は高いです。
社会や福祉について、幅広く学ぶことが出来る点が評価につながっているようです。
社会福祉学科では、実際に福祉の現場で活躍する人が授業を担当することも多いようで、「実習を通して役に立つ技術が身につく」「様々な分野で活躍する先生の授業が受けられる」などの意見が多くみられます。
法学部
法学部には、法律学科・消費情報環境法学科・政治学科の3学科がありますが、全体的な評価としては「平均的レベル」といった評価になっています。
他の学部と比べると法学部は歴史的に古いため、「就職などに関してかなり有利に働いた」と感じる卒業生が多くいるのは目立ちます。
ただし、学生の意識レベルとしては、「2極化している」「やる気のある人とない人の差がとても激しい」等、厳しい意見も見られます。
授業としては、少人数制の授業が多いのが特徴で、教師と生徒の距離が近いと評判です。
そのため、細かな部分まで指導してもらえる点が評価されています。
また、男子学生が多いイメージのある法学部ですが、明治学院大学そのものが文系大学ということもあり、比較的女子学生が多いのも印象としては強いようです。
おしゃれな雰囲気と女子学生が多い華やかなイメージがあるため、「学生生活が楽しい」「充実した生活が送れる」という意見がよく見られます。
経済学部
全体的な評判は標準よりやや高め程度ですが、「経済だけでなく幅広く学ぶことが出来る」という評価がめだつのが経済学部です。
ちなみに、経済学部には経済学科・経営学科・国際経営学科の3学科があります。
どの学科でも留学制度が整っていますが、中でも国際経営学科では留学が必修となっています。
ですから、「経済について学びながら在学中に留学を経験したい人」にはおすすめの学部といえるでしょう。
文学部
講義や授業に対する評価が、かなり高いのが文学部の特徴です。
文学部には、英文学科、フランス文学科、芸術学科がありますが、どの学科でも英語のレベルアップが期待できます。
それ以外でも、様々な言語のレベルアップが期待できる点は、大きな魅力のようです。
ちなみに、文学部の中でも他の大学と違って特徴があるのが、芸術学科でしょう。
文学部でありながら、美術系大学と同じように芸術面での授業をとることが出来ます。
評価としては、総合大学内の芸術学科ですから、「技術よりも座学として芸術を深く学びたい」という人にはおすすめのようです。
語学系の学科では、「留学制度が整っている」「英語の必修科目が多いため必然的に英語力がアップする」という意見が多くみられます。
学校全体のイメージでもある「おしゃれな大学」という点が、強く反映されている学部とも言えそうです。
「おしゃれで個性的な学生が集まっている」「いろいろな価値観の人と会うことが出来る」という意見もよく見られます。
気になる卒業後の進路
志望校を決める時には、やはり卒業後の進路も気になります。
明治学院大学卒業後の、気になる進路についてまとめてみましょう。
取得できる資格は?
明治学院大学では、全学部で取得できる資格と、指定された学部で取得が可能となる資格があります。
●全学部で取得することが出来る資格
明治学院大学では、どの学部を選択しても、「社会福祉主事」の資格を取得することが出来ます。
●指定された学部で取得することが出来る資格
明治学院大学では、次の学部で指定された課程を修了することにより、資格を取得することが出来るものがあります。
■文学部芸術学科
学芸員
■社会学部社会福祉学科
特別支援学校教諭、社会福祉士、精神保健福祉士
■心理学部教育発達学科
小学校教諭一種、幼稚園教諭一種、特別支援学校教諭、学校図書館司書教諭
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卒業生はどんなところに就職した?
気になる卒業後の就職先の参考として、実際に明治学院大学の卒業生が、どんな企業に就職したのかは、ぜひとも知っておきたい情報です。
文学部
文学部では、教員職の人気も比較的高いため、就職先としても教員や神奈川県教育委員会に人気が集まっています。
全体的には一般企業への就職が主になっていますから、みずほファイナンシャルグループ、エイチ・アイ・エス、第一生命保険、三井住友銀行などは人気が高く、就職実績もあります。
経済学部
経済学部では、やはり金融系、損保系に人気が集まっています。
みずほファイナンシャルグループ、三井住友銀行、損害保険ジャパン日本興亜、日本生命保険などは常に高い人気です。
そのほかにも、ANAエアポートサービスや、オービックビジネスコンサルタント、全日本空輸などの就職実績があります。
社会学部
比較的公務員職希望者が多いようです。
そのため、神奈川県教育委員会や横浜市役所などへの就職が人気の上位にランキングされています。
そのほかには、みずほファイナンシャルグループやJTBグループ、ベネッセスタイルケアなども人気です。
法学部
進学者もいますが、ほとんどの学生は卒業後就職しているようです。
気になる就職先ですが、やはり圧倒的に人気があるのは公務員職です。
ちなみに、就職者の9人に1人は公務員職就職者です。特に、神奈川県警察本部や警察庁は人気、実績とも高いです。
一般企業への就職としては、みずほファイナンシャルグループ、三井住友銀行、日本郵便、日本生命保険などが人気です。
国際学部
語学を生かせる企業への就職は、やはり人気のようです。
エイチ・アイ・エス、ANAエアポートサービス、全日本空輸、トランス・コスモス、日本航空などは人気が高いです。
そのほかにも、ネオキャリア、三井住友銀行、みずほファイナンシャルグループなどへの就職実績も持っています。
心理学部
心理学部は、教員課程が設置されている学部ということもあり、教員職就職者が多いのが特徴です。
ちなみに、4人に1人は教員というデータもあります。教育に関する就職先として、東京都教育委員会、横浜市教育委員会、神奈川県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会などには、毎年多くの卒業生が就職しています。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
明治学院大学の偏差値や学部ごとの難易度などについては、以下の記事で詳しく解説をしています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
→明治学院大学の偏差値や難易度はどうなの?学部ごとに調べてみた!
明治学院大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。
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