「受験勉強なんて、自分にあったやり方さえ見つかればきっとうまくいく!」
これって、合格した先輩たちからよく聞く話ですよね?
その意味はわかっているけど、わからないのは「何が自分にあっているやり方なのか?」ってことでは?
もちろん効率よく勉強が進んでいけば、それだけ合格に近づきます。
ということは効率がいい環境を作ってしまえば、勉強だってはかどり、目指す学校に合格することもできるということです。
ということで今回は、効率がいい勉強場所や効率を上げるためのちょっとした工夫について、いろんな角度からまとめてみました。
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世の中の天才はどんな場所で勉強していた?
世の中には、難しい発明やすばらしい文章を残してきた偉人たちがたくさんいます。
そんな、いわゆる「天才」と呼ばれる人たちは、どんな場所で勉強をしていたのか、すごく気になりますよね?
よく天才と呼ばれる人の名言に、「勉強はほとんどしなかった」なんてセリフがあります。
この言葉をきくと、「やっぱり天才は自分たちとは違うんだよな」と思ってしまいがちですが、この言葉をちゃんと考えてみると、「もともと頭がよかったから勉強しなかった」ということではないのがわかります。
受験生が勉強しなければいけない教科は国語・数学・英語などたくさんの教科があり、ほとんどの人がどれかひとつくらいは苦手に感じるでしょう。
しかもそれぞれに合格ラインがあるわけですから、好きな教科だけを勉強していても合格はできません。
その点、有名な天才たちは、事情がちょっと違います。
たとえば、電球や電話、発電機などを発明したことで有名なトーマス・エジソン。
「発明王」とさえ言われたエジソンは、まさに歴史に残る天才の一人です。
でも、そんなエジソンの最終学歴が小学校で、しかも中退していたということ、知っていました?
小学校中退のエジソンですが、まったく勉強をしなかったのかというと、そうではありません。
ただし今の日本の高校生のように。決められた教科を勉強するということにはまったく興味がありませんでした。
エジソンはどんな勉強をしていたかというと、実はエジソンが感じた「なぜ?」について、徹底的に調べ、勉強していました。
徹底的に自分が知りたい疑問について勉強することで、新しい発見をしていったのです。
ですからエジソンは、自分の知りたいものに対しては、普通では考えられないような集中力を発揮していたわけです。
同じような考え方を持っている天才が、21世紀の今の時代にもいます。それが、アップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズです。
彼は一度は大学に進学しましたが、興味がなかった必修科目を勉強することに意味がないと考え、大学を中退してしまいました。
そんなスティーブ・ジョブズですが、13歳のときにアルバイトとして働き始めたIT業界での経験や知識を元に、自らコンピューターを開発し、現在世界でも大人気の製品を次々と開発していくアップル社を作り上げていきました。
こうしてみると、「勉強はしなかった」なんていっている天才も、実は、自分の興味のあることに対しては、人並みはずれた意欲で学んでいたということがわかります。
そんな世界の天才たちの勉強部屋がどんな部屋だったのか、ちょっとのぞいてみましょう。
【整理整頓なんて必要なし!思いっきり集中タイプ】
舌をベロッと出した写真が有名な、理論物理学者アルバート・アインシュタインの勉強部屋は、まさに壮絶!
いたるところに自分の興味のある記事や文献のスクラップが散らばり、机の上は書類やノートの山が、今にも崩れ落ちそうな勢いで積み重なっていたといいます。
同じく、21世紀の天才と呼ばれたスティーブ・ジョブズの机の散らかり方も、アインシュタインに負けず劣らずすごかったようです。
アインシュタインもジョブズも、机の上の散らかし方の天才であったようですが、2人の机には、他人には理解ができない自分だけのルールがありました。
だから、どんなに散らかっていても、ほしい資料はすぐに手にとることができ、それ以外のときは、新しい発想に没頭することができたといいます。
この2人の天才の例から考えれば、散らかっていることで気持ちが落ち着くタイプの場合は、思う存分散らかしていたほうが勉強の効率がいいといえます。
【効率重視!すべてがすっきりタイプ】
すべての無駄が省かれた、機能重視の勉強部屋を好む天才もいます。
女性初のノーベル賞を受賞した天才物理学者といえば、マリ・キュリー。キュリー夫人の愛称が有名な彼女の勉強机は、無駄なものが一切なかったということで有名です。
女の子の勉強部屋というと、写真や装飾品が飾られたかわいらしい勉強部屋というイメージがありますが、キュリー夫人の勉強机には、こういったものが一切ありません。
しかも、研究に必要な最小限のものしか机には置かないという、徹底した効率優先タイプでした。
同じく、必要なものを徹底して整理整頓していくタイプの天才が、トーマス・エジソン。
彼は、生涯1300点もの発明をしますが、そんな彼の机は、すべてのものをカテゴリーごとに分類し、場所も明確に決めて管理しているという徹底ぶりでした。
この二人の勉強机は、「無駄を省く」というキーワードが共通しています。
物を探す手間を省き同時にいくつもの発明を手がけたエジソンと、研究以外のことをすべて無駄と考え時間の効率化に徹したキュリー夫人。
この2人の天才のように、受験勉強以外の無駄を一切省きたいという人には、徹底して無駄を省いた効率重視の勉強部屋が一番効率がいいといえるでしょう。
【勉強は勉強部屋でするものじゃない!リラックス重視タイプ】
「勉強部屋だけが勉強をする場所じゃない」という考えを貫いた天才もいます。
イギリスの女性小説家で評論家でもあるヴァージニア・ウルフですが、彼女は『自分だけの部屋』という評論の中で、「女性が小説を書こうとするなら、お金と自分だけの部屋を持たなければならない」と主張したことでも有名です。
そんな彼女の勉強部屋である書斎には、自然とのつながりを意識できるように常に花を飾っていたといいます。
しかも、天気がよい日は庭の真ん中に机を置いて、自然の中で筆をとっていたとか…。
同じように勉強部屋という印象からかけ離れた場所を好んでいたのが、『トム・ソーヤの冒険』の作者として有名な小説家のマーク・トウェイン。
彼の机がおいてある部屋の真ん中には、大好きなビリヤード台が置かれていました。
この2人に共通しているのは、自分が最もリラックスできる環境を勉強の場所としているところです。
勉強は、1人で机に向かって行う孤独な作業。だから、その時間にかかるストレスは、勉強の効率を下げると考え、自分が一番リラックスできる環境を重視していたわけです。
勉強部屋にこもってしまうと、どうしてもプレッシャーから効率が悪いと感じるなら、この2人の天才のように、自分が一番リラックスできる場所を勉強場所にするのが一番あなたに合っているのかもしれませんよ。
【先輩たちはどんな工夫をしていた?】
世の中の有名な天才たちでも、それぞれ自分にあった勉強の環境というのがあるということがわかりました。
でも、「これって天才だからじゃない?」と、参考にするのにちょっと不安を感じている人もいるのでは?
それなら、自分にあった勉強場所で合格を勝ち取った先輩たちの勉強部屋には、どんな工夫があるのか見てみましょう。
先輩たちの勉強部屋には、つらい受験勉強を乗り切るためのいろいろな工夫がありました。
達成感を目で見てわかるようにする
受験中は、「どこまでやればいい」という目標については、合格ラインと模試の結果を見比べることなどでわかりますが、達成感を感じることができにくく、そのことが勉強の効率を下げることもあります。
そこで、達成感が目で見てわかるように工夫することで、プレッシャーでつらくなりがちな受験勉強を乗り切った先輩たちも多くいます。
たとえば…
・使い切った文房具を箱にまとめて、見えるところにおいて置く
・終わった問題集やノートなどは、箱にまとめておく
・机の上にやるべき問題集をすべて並べ、終わったものは机とは別の場所に移動させていく
このようにしておくと、これまでの勉強量を目で見て確認することができます。
勉強がはかどらないと感じたときは、使い終わった文房具や問題集を見ることで、「ここまで自分はやってきたんだ」と思い直すことができます。
モチベーションが維持できなくてつらいと感じているなら、こんな工夫を取り入れてみるのもいいですね。
机の位置を変える
窓に向けて机を置いていると、どうしても外の様子が気になって勉強が集中できないという人が多くいます。
特に、一番集中しなければならない受験直前の冬休みは、夏休みと違い多くの会社がいっせいに休みになりますから、外出する人の数も増えます。
そんな時に、外から人の声が聞こえてくると、勉強をしていてもどうしても気が散ってしまいます。
そうならないためにも、机は窓に向けないということが一番。
こうしておけば、勉強部屋にこもっていても、外の様子が気になることもなく、集中して勉強することができます。
肘掛つきのイスにする
受験勉強の途中、ちょっと休憩したいと思うときもありますよね?
でも勉強机から離れて休憩してしまうとリラックスすることはできますが、そのことで気持ちが途切れてしまい、勉強を再開するまでに時間がかかってしまうこともあります。
ですから勉強に集中するときは、できるだけ机の前から離れないようにするということが一番です。
そのために机に向かいながら、簡単に体を休めることができる肘掛つきのイスにするのが、効率を上げる工夫のひとつなのです。
こんなイスがオススメです。
ちなみに有名な天才たちも、勉強や研究の合間に短い睡眠をこまめに取り入れることで、疲れがたまりにくいようにしているケースもありますよ。
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色の効果でなりたい自分を引き出す
受験勉強の効率を上げるためには、部屋の中の色に工夫をした先輩たちもいます。
色は、人の心理状態にさまざまな影響を与えます。ですから、長い受験勉強中にちょっとした気分転換がほしいと感じたときに、勉強道具や部屋の装飾の色を切り替えて気分転換をするだけでも、勉強の効率が上がります。
・勉強を始める前は黄色
太陽の色に近い黄色は、気分をリフレッシュするのにとっても効果があります。特に、勉強を始める前は、しっかり気合を入れたい時!
そんなときに、黄色のマグカップでコーヒーやお茶を飲めば、気持ちがリセットされ、しっかりと勉強に向き合えるようになります。
勉強に疲れたときは緑色
長い時間参考書を見ていると、目だけでなく頭や気持ちも疲れてしまいます。
そんなときには、緑色のグッズが身近にあるとリラックスできます。
部屋の中に小さな観葉植物を置くのもいいですが、ノートや文房具を緑色のものに切り替えるだけでも効果があります。
受験前の緊張には青色
受験の日が近づいてくると、勉強していないときでも、緊張して落ち着かなくなってしまいがちです。
そんなときに効果があるのが、青色。
青色には、気持ちを落ち着かせ、集中力を高める効果があります。机の上に空のポストカードや海の写真などをおいてみたり、勉強部屋のカーテンを青色に変えてみるのもいいですよ。
受験の当日は赤色
赤色は、活力を高めてくれる効果がある色です。気合を入れたい試験当日は、赤色の文房具で気合を入れるのが吉!
やっぱり先輩たちも、自分の部屋だけが勉強部屋じゃなかった
普段から勉強する場所に、「自分の部屋以外の場所」と答えた先輩たちも多くいます。
自分の部屋以外の場所として人気があったのが
・放課後の教室や図書館
・予備校の自習室
・リビング
などです。
人それぞれ集中できる場所というのが決まっているという先輩たちが多く、気に入った勉強場所で集中して勉強するというのが一般的のようです。
でも、長期戦となる受験勉強では、勉強する場所を一箇所に決めておかないほうが、実は効率がいいという先輩たちも多くいます。
その理由は、「集中力の低下」。
自分が気持ちを落ち着かせて集中できる場所というのは、「今から勉強をするぞ!」と気合を入れるには一番適しているでしょう。
でもその集中力を持続させるには、脳の海馬という場所から発生されるシータ波がきちんと働いていなければ記憶に結びついてきません。
だから、普段の生活の中で勉強する環境を取り入れていくということが一番効率がいいのです。
効率が上がる勉強場所というのは、普段の生活の中にたくさんあります。
たとえば、
・トイレ
・お風呂
も勉強の場所としてはおススメです。
学校に行くまでの電車の中も、ちょっとした勉強場所としてはおススメです。
「毎日単語20個」というように数を決めて覚えるというのもいいでしょう。
リビングを第二の勉強場所にするとい先輩も、多くいます。
リビングはほかの家族も集まってくるところなので、雑音が気になるという人もいますが、逆に「家族の視線があるから勉強をしなくちゃいけないという気になりやすい」と考える人も…。
そんな自分の部屋以外を勉強場所にしていた先輩たちも、英語のスピーキングや発音練習などのように自分の部屋でなければできない勉強のときは、自分の部屋で勉強しています。
たしかにこういった勉強は、図書館や自習室ではできない勉強です。
こう考えれば、勉強の内容によって勉強の場所を変えながら、普段から勉強をする習慣を作っていくというのが、受験の必勝ポイントといえるでしょう。
高校生にもオススメの勉強場所は以下より!
まとめ
勉強に集中できる場所というのは、本当に人それぞれです。天才と呼ばれた人でさえも、人それぞれ、集中できる場所や自分なりの工夫がありました。
長い受験シーズンですから、時には「勉強に行き詰った」と感じることもあるでしょう。
そんなときは、勉強する場所を変えてみたり、いつもと違った工夫を取り入れてみることでも、意外と気分転換になって効率が上がるかもしれません。
体も心も集中できる方法が、あなたなりにきっとあるはず!
ぜひ、あなたなりの工夫で残りの受験勉強をがんばってみてくださいね!
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