厚い参考書は大嫌い!!
という人にオススメなのが英文法レベル別問題集。
僕が受験生の時にも英文法レベル別問題集を使ってました。
今回の記事では、英文法レベル別問題集の
・基本構成
・オススメポイント
・使い方
・使う時の注意点
などについてお伝えしていきます。
もうすでに英文法レベル別問題集を持っている・持っていないに関わらず、この参考書について詳しく解説していくのでぜひこの記事をご覧ください。
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英文法レベル別問題集の基本構成
まずは英文法レベル別問題集の構成についてお伝えしていきます。
・レベル1 全11章 200問
・レベル2 全12章 200問
・レベル3 全11章 280問
・レベル4 全13章 280問
・レベル5 全13章 300問
・レベル6 ランダム 310問
それぞれのレベル・全章・問題数はこのように構成されています。
さらなる詳細は以下の画像より。
そして肝心の中身ですが中身はそれぞれの章(単元)が始まると、まず見開き2ページを使って簡単なポイント解説。
各レベルで抑えておくべきポイントが例題と一緒に3つほど収録されています。
そして見開き2ページの解説の後には30問程度の問題が収録されています。
問題は主に大学の過去問などから収録されていて、良問が多いのが特徴!!
そして問題が各章30問程度しかないので、挫折せずに取り組むことができます。
ネクステにはないオススメポイント1 レベル別
ではではこの英文法レベル別問題集のオススメポイントを、王道の英文法参考書NextStage通称ネクステと比較していきましょう。
まず英文法レベル別問題集1つ目のオススメポイントは、レベル別だということです。
「何を当たり前のことを言っているんだ」
という声が聞こえてきそうですが、ぶっちゃけレベル別というのはかなりデカいです。
なぜなら自分のレベルに合った文法問題が解けるから。
例えばネクステのような一般的な文法問題集だと良くも悪くも、基礎的な問題から応用的な問題まで収録されています。
これだと自分のレベルに合った問題だけ解くということは、まず不可能なんですね。
それが英文法レベル別問題集のような参考書だと、自分のレベルに合った参考書を使って問題演習ができます。
今まではこのような、レベル別に英文法演習のできる参考書はありませんでした。
今の受験生はさらに勉強しやすくなったと言えますね。
ネクステにはないおすすめポイント2 中間テスト機能
そして英文法レベル別問題集2つ目のオススメポイントは、中間テスト機能が付いている点です。
ネクステを含む一般的な英文法の参考書だと、中間テストがついていることは基本的にありません。
ですが英文法レベル別問題集の場合3~4つくらいの章を終えると、中間テストがあります。
その3~4つの章で扱われた文法事項からランダムで問題が出題されます。
本当にそれまでの単元の内容を理解しているか、中間テストで確認することができます。
もし仮に中間テストで理解できていない単元などが判明した場合、その単元に絞って復習をすることでより効果的な学習ができます。
この中間テスト機能もネクステにはないオススメポイントです。
英文法レベル別問題集の使い方
では英文法レベル問題集を使うことによるメリットが分かったところで、具体的な使い方について解説していきます。
僕は4択式の英文法問題を解いていく上で、以下のような手順で勉強していくことをオススメしています。
0:今日やる範囲を決める。
(1日でやれる量を設定しましょう。無理をしない程度に)
1:英文を訳し、思考し根拠を持って答える。
(英文を訳す・根拠を持って答える。どちらも重要です。)
2:迷ったとき訳せなかった時には印をつける。
(印をつけることで後で復習しやすくなります。)
3:答え合わせをして間違った問題に印をつける。
(これも同様に後で復習しやすくために印をつけます。)
4:解説を読む。なぜその答えになるのか?を理解する
(答えとなる根拠を理解します。場合によっては安河内のはじていなどを開いても良いでしょう)
5:文の構造を取ったり、他の選択肢は何がダメなのか?も考える。
(1つの英文からありったけの知識を全て吸い取ります。)
6:その問題をもう一度解いてみる。訳・根拠が明確か?を確認。
(すぐ次の問題にいかないことが重要です。)
7:1~6の過程を全ての問題でこなす。
(今日の範囲を全て終えましょう。)
8:印がついている問題を完璧になるまで解きなおす。
(この際も1~6の過程をたどりましょう。)
9:当たった問題も間違った問題も総チェック
(ここで全ての問題が完璧になります。)
なかなか面倒ですが、このような手順で勉強をしていくことをオススメしています。
4択式の英文法の問題から、英文法の知識を吸収するのは当たり前だと僕は思っています。
英文法の知識を吸収したうえで、その英文から英文法以外の知識も吸収することで、英語の成績はグングン伸びていきます。
なぜなら1つの英文から英文法の知識しか身につけられない人と、英単語・英熟語・英文法・英文解釈の知識を身につけられる人とでは、単純計算で4倍も勉強の結果が変わってくるからです。
だからこそ4択式の英文法の問題を解く際は単純に英文法の知識を頭に入れるだけでなく、積極的に単語や熟語の意味を把握したり英文を訳したりしていきましょう。
英文法のもっと具体的な勉強の仕方については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
次の見出しでは、英文法レベル別問題集を使うときの注意点について解説していきます。
英文法レベル別問題集を使う時の注意点1 レベルを合わせる
これが一番重要かもしれません。
英文法レベル別問題集は自分のレベルに合った参考書を使ったときに、初めて効果が現れる参考書です。
もし仮にあなたが自分のレベルに合っていない参考書を選んでしまったら・・・
それはそれは悲惨なことになります。
例えば早稲田大学志望だったとしても、自分のレベルがまだセンターレベルすら危うい状況なら、背伸びをせずレベル2・レベル3の参考書を使って勉強していきましょう。
ちなみに、
レベル1:公立高校受験レベル
レベル2:難関私立高校受験レベル
レベル3:センター試験(基礎)レベル
レベル4:センター試験・中堅私大レベル
レベル5:有名私大・国公立大レベル
レベル6:難関私大・難関国公立大レベル
なので、これらを参考にしてレベルを選んでいきましょう。
英文法レベル別問題集を使う時の注意点2 英文法の基礎は固まっているか
詳しくは以下の記事で解説をしていますが、英文法の基礎が固まっていない段階でいきなり4択式の英文法問題を解くことを、僕はオススメしていません。
→英文法の勉強方法!大学受験生にオススメなのはこの勉強法だ!
それは明らかに効率が悪いから。
だって英文法に関する前提知識がないのに、4択式の英文法問題を解いても間違えることが目に見えています。
それだったら英文法の基礎をある程度頭に入れてから、4択式の英文法問題を解いた方が前提知識があるうえで、問題を解くことができるので明らかに効率が良いです。
英文法の基礎が頭に入っていない人は、まず英文法の基礎を頭に入れるためにも、
といった英文法入門書を読むようにしてみてください。
ネクステのような参考書をオススメする場合もあるよ
4択式の英文法問題演習をするのに、僕は英文法レベル別問題集をオススメしています。
しかし場合によっては、ネクステのような英文法の参考書をオススメする時もあります。
・基礎から応用全部まとまっていてほしい
・参考書が厚くてもすべてやり切れる
・1つの参考書だけをやりたい
といった人には、ネクステのような参考書を使って勉強するほうが合っているかもしれません。
逆に僕のように、
・自分のレベルに合ったものだけやりたい
・薄い参考書が大好き
・いくつか参考書が分かれても気にしない
といった人には、自信を持って英文法レベル別問題集をオススメすることができます。
ぜひ僕のようなタイプのような人は、英文法レベル別問題集を使って勉強を進めてみてください。
ちなみに、オススメの英文法の参考書については以下の記事で詳しく解説をしています。
また、成績が上がる英語の具体的な勉強方法については、
→大学受験生のための成績がガツンと上がる英語勉強法を分かりやすく!
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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。
なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。
→ヤバすぎる!スタディサプリの大学の資料請求は紹介したくないレベルでおすすめ!
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