成蹊大学は、学習院大学、成城大学、武蔵大学で構成される東京四大学の1校です。
また就職実績は高く、メディアでも度々取り上げられます。
特に、金融・保険業への就職が2~3割に達し、さらに主な就職先の上位は、メガバンクが占めています。
今回はそんな成蹊大学について見ていきます。
では、早速見ていきましょう。
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気になる偏差値
成蹊大学の偏差値を学部ごとにまとめてみました。
経済学部
経済学部の偏差値は、55.0~60.0です。
出題傾向は、≪標準~やや難しいレベル≫です。
特に、A方式の政治・経済や国語は、≪やや難しいレベル≫です。
法学部
法学部の偏差値は、52.5~57.5です。
出題傾向は、≪標準レベル≫です。
文学部
文学部の偏差値は、52.5~60.0です。
出題傾向は、≪標準レベル≫です。
ただし、A方式・英語の「読解力」は、≪やや難しいレベル≫です。
理工学部
理工学部の偏差値は、50.0~52.5です。(センター試験の得点率は、69~71%)
出題傾向は、≪標準レベル≫です。
ただし、数学の「微分法の応用」は、≪やや難しいレベル≫です。
気になる大学の評判
2010年から導入された「成蹊教養カリキュラム」により、全学部共通の教養教育が行われるようになりました。
この成蹊教養カリキュラムは、社会で求められる水準の教養、英語力、表現力を身につけるために、理系・文系に関わらず幅広い分野の知識を習得することが目的となっています。
特に、英語に関しては、社会で使える英語力を身につけることを学習課題として掲げているため、文系・理系問わずすべての学部でTOEIC・TOEFL受験が必須となっていますし、授業も英語は必修科目となっています。
このように一貫した英語教育によって、国際社会を生き抜く人材の育成を目標に掲げているのが、成蹊大学といえます。
こうした学校の取り組みに対して学生からの意見を見てみると、概ね好印象の評価が目立ちます。
「キャンパスが吉祥寺にある分、落ち着いた雰囲気の大学」「金融系への就職には強い」「教授との距離が近く興味を持った内容を深堀しやすい環境」「ゼミでは教授から直接指導を受けながら研究できるため、わりと充実している」などが見られます。
気になる看板学部
成蹊大学の看板学部といえば、経済学部でしょう。
経済学部は就職にも強いため、他の大学でも人気のある学部ですが、成蹊大学の経済学部では、幅広い教養と専門性を身につけることが出来るよう、7つのスペシャリストコースが設置されています。
そのコースというのは、「経済政策」「経営心理」「キャリア開発」「企業戦略」「金融ファイナンス」「企業会計」「地域デザイン」の7つです。
もちろん、将来の目標実現を見据えてしっかりと専門知識を身につけていくこともできますが、複数のコースを選択することもできるため、学びながら自分に合った分野を見つけていくということもできます。
こうした学校の取り組みに対し、学生の評価も就職に関する評価はかなり高いです。
全体的に金融系に強く、特にメガバンクへの就職に実績があるだけに、「就職に強い」「しっかりとフォローしてもらえる」「関東地方での就職にはそれなりに優位」などの意見が見られます。
気になる講義や授業に関しては、全体的に平均レベルにとどまっています。
主な評価としては、「授業によっては面白いが、大きな教室では声が聞こえない」「努力していればしっかりと評価してくれる」「授業のわかりやすさは教授次第」など、様々な意見が見られます。
知っておきたい成蹊大学のこんなこと
成蹊大学を目指すと決めたなら、ぜひとも知っておきたいのが成蹊大学でのキャンパスライフに関わることです。
受験勉強のモチベーションアップのために、ぜひとも知っておきたいこんな情報を集めてみました。
隠れマスコット
成蹊大学には、桃の実と葉をデザインした校章や、ピンクと緑で桃を表現したロゴマークなどがありますが、これとは別に様々なキャラクターが資料やWeb上に登場することがあります。
ピーチ君
桃に顔と手足が付いたキャラクター。学生部が作成しているスケジュール帳や資料で、頻繁に登場している隠れマスコットです。
ピーチマン
ピーチ君とよく似ていますが、マントを付けています。そのため、空を飛びます。
ピーチちゃん
マスコット的にはお決まりのパターンですが、リボンを付けた女の子のマスコットです。
ピーチどん
ひげを生やした、渋めのマスコットです。
もも吉
もも吉は、猿のマスコットです。でも、頭に桃が書かれた鉢巻を締めています。
成蹊レガッタ
東京オリンピックのボート会場候補として一度は名前が浮上した、埼玉県戸田市にある戸田オリンピックボートコース。実は成蹊大学は、この戸田オリンピックボートコースと縁があるのです。
毎年6月下旬に行われる「成蹊レガッタ」と呼ばれる伝統的なイベントがありますが、このイベントが開催されるのが、戸田オリンピックボートコースです。
成蹊レガッタの正式名称は、「学内競漕大会」
そう、ボート大会です。
1969年から開催されている成蹊レガッタは、クラブ・サークル・ゼミ・研究室・クラスなどから、5人1組のチームを結成して参加するもので、毎年約150の団体が参加します。
最大目標は四大戦
東京四大学の各一般サークルの中では、「四大戦」というキーワードがよく挙げられます。
この四大戦というのは、成蹊大学・学習院大学・成城大学・武蔵大学の東京四大学対抗による、「四大学運動競技大会」のことです。
この四大戦は1950年から毎年続いている伝統的なイベントで、主催も各校が交代で持ち回りしていきます。
この四大戦の特徴は、「各学校の本気度がかなり高い」というところ。
競技開催期間も、非常に長いです。本大会は10月に行われますが、なんと競技自体は、春から順次開催されていきます。
しかも、競技種目も3部門あります。
体育会各団体が出場する「正式種目」、誰でも参加が出来る「一般種目」、教職員が参加する「教職員種目」の3部門あり、さらに団体の得点には関係しない「オープン種目」というものまであります。
これだけの期間、様々な種目で戦いますから、出場する各学校の選手たちの本気度はかなり高いです。
特に、本大会が行われる数日間は、集中して協議が開催されますので、応援合戦も見どころの一つ。
各学校が総合優勝をかけて激突する本大会は、やはり一番の盛り上がりを見せます。
この感動は、東京四大学に入学した学生だから味わえる特権です。
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今さら紹介するまでもない個性豊かな卒業生!
成蹊大学は、数々の著名人や芸能人が卒業、在籍していることでも有名です。実際に、こんな著名人が成蹊大学の卒業生です。
■俳優・女優
●片桐はいり/女優
●銀河万丈/声優
●中井貴一/俳優
■タレント・お笑い芸人
●風見しんご/タレント
●ドーキンズ英里奈/タレント
●村上純/お笑い芸人
■アナウンサー
●高島彩/フリーアナウンサー
●畑下由佳/日本テレビアナウンサー
■作家
●石田衣良/直木賞作家
●桐野夏生/直木賞作家
●小池真理子/直木賞作家
■その他
●安倍晋三/第90、96、97代内閣総理大臣
●渡辺達夫/写真家
まとめ
吉祥寺という立地にキャンパスを持つ成蹊大学は、落ち着いた雰囲気の中で、しっかりと将来に役立つ知識や技術を身につけることが出来る、就職に強い大学という印象のようです。
東京四大学間の学生交流や各分野の第一線で活躍するOBOGとの交流も、成蹊大学ならではの特権といえます。
成蹊大学に興味がある人は、ぜひ大学の公式ホームページなどで詳しくチェックしてみてくださいね。
ちなみに、成蹊大学の評判や雰囲気については、以下の記事で詳しく解説をしています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
→成蹊大学の偏差値や難易度はどうなの?学部ごとに調べてみた!
成蹊大学について、さらにお分かりいただけると思いますよ。
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