英文解釈の勉強はとても重要です。
この英文解釈の勉強は高校の授業でやることはほとんどないですが
おそらく英語の成績が振るわないほとんどの人は、
これは英文解釈を勉強した人に聞くと分かりますが、
英文解釈の勉強をすることで、
節や句に分けると聞くとなんだか難しそうですが、
今回は参考書を使ってどのように英文解釈の勉強をしていけば良い
では、早速見ていきましょう。
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英文解釈とは?
英文解釈とは簡単に言うと、英文法→
もっと言うと、1つの英文の構造を紐解いて正確な英文の訳を取る勉強のことです。
英文解釈の代表的参考書とも言える基礎英文解釈の技術100では
英文解釈には単語力・熟語力が必要なことは否定できませんが、
何といっても文構造の把握が不可欠です。 文構造の把握とは、文法という「科学」を武器にして、
英文の複雑な構造を解体・再構成して理解するということです。 (中略)
つまり、文法の基本を説明・確認しながら、
それをすぐ解釈に適用するという手段を取っていますから、 読み進むうちに解釈はもちろんのこと、 文法もわかるようになります。 引用:基礎英文解釈の技術100
どうでしょう?英文解釈について何となく理解できたでしょうか?
より英文解釈の勉強をイメージしてもらうために、具体的な英文を使って解説をしていきます。
☆The girl called Emi called on Mike.
この文を訳してみてください。
訳せたでしょうか?
上の文で”call on”は訪問するという意味です。
英単語の意味はすべてわかると思います。
ですが、
文法書の文法知識だけで、
この文を読み解くのは少し厳しいと思います。これは英文解釈の知識が必要な典型的な文です。
上の文の解説をしていきます。
”called Emi ”が”The girl”を修飾している。
だから・・・
”The girl called Emi” すなわち”絵美と呼ばれた女の子”が主語となります。
そしたらもう簡単でしょう。
“called on”は”訪問した”という訳になるから・・・
“絵美と呼ばれた女の子はマイクを訪問した”
という訳になります。
いかがだったでしょうか?
これは英文解釈のまだまだ初級の文章ですが、
英語が苦手な人の多くが英文法さえ勉強すれば、
そして英文解釈という勉強、
何を隠そう高校2年生までこの僕も、
しかし実際にやってみると分かる通り、
なぜなら英語長文を読めるようになるためには、
模試なんかの下線部和訳問題で「単語の意味はなんとなく分かるけど
これは英文の構造を紐解くことができていないからです。
そしてこの英文の構造を紐解くためのトレーニングがまさに英文解
そして英文解釈の勉強は、
・英文法の勉強
・英語長文の勉強
では集中的に出来ません。
なぜなら英文法では文法の知識しか学べないし、
それが英文解釈の勉強では正確に英文の構造を紐解くために、
複雑な文章の1文1文にスポットライトが当てられることで、
そして英文の構造を紐解く勉強すなわち英文解釈の勉強を、
これを読んでいるあなたは英語の成績をグングン伸ばすためにも、
ちなみに成績を上げるためのもっと詳しい英語の勉強法については
英文解釈の具体的な勉強方法
では英文解釈が分からない人のために英文解釈の勉強について解説
英文解釈の勉強手順について解説をしていきます。
0:今日やる範囲を決める。
(無理をしない程度に設定しましょう。)
1:まずは自分の力で訳し、文の構造を実際に紙に書いてみる。
初めて出会う文にはまず真っ向から、
英文解釈力を身につけることが目的なので、
この時文の構造を書き出すために問題文をコピーしておくことをオ
2:分からない単語・熟語があれば注釈を見たり、
単語・熟語が分かっていればベストですが、あくまで英文解釈力を身につけるための勉強なので、単語・熟語を調べてもう1度挑んでみましょう。
3:解答を見て、
ここで初めて自分が導き出した和訳と文の構造を模範解答と照らし
1・2のステップで紙に書き出したことで、
解説を熟読して正しい和訳と文の構造が何なのかを理解しましょう
間違った問題に印をつけることで、後で復習しやすくなります。
4:正しく英文和訳・構造把握ができるレベルまで仕上げる。
完全に理解することができたら、もう一度問題を見て模範解答と同じように、解答を再現することができるようになっているか確認をします。
もう一度紙に書くと時間がかかってしまうので、この時は紙に書く必要はありません。
5:音読をしながら返り読みせず英文和訳・
返り読みせずに英文和訳・文構造把握ができるようにれば、その文章はほとんど完璧になったと言っても過言ではないでしょう
CDがあればシャドーイングも積極的に行っていきましょう。
6:1~5のステップを0で決めた範囲を全てこなしていきます。
今日の範囲を全て終えましょう。
7:全ての問題において英文和訳・
ここでも紙に書き出すステップは不要です。
頭の中で模範解答と同じ思考回路を再現出来ていればOKです。
また参考書を1周し終えたら、1周で終わらずに2周・
この時は間違った印が付いている問題を中心に解きなおします。この時も紙に自分の解答を書き出す必要はありません。
書き出すのにはどうしても時間がかかるので、
返り読みせず英文和訳・
2周目・
また2回・3回と間違った問題に関しては、2回・
印がたくさんついているものに集中して復習をすることで、
どうですか?面倒だと思いましたか?
こういった勉強手順を推奨しているのは、
それに出来る人は、普段からここまで徹底してやっています。
そしてここまで徹底するからこそ、
英語の成績を上げるのに必要なのは、
・英単語力
・英熟語力
・英文法力
・英文解釈力
・英語長文力
この5つの総合力です。
詳しくは以下の記事で解説をしています。
英文解釈を勉強する際、
例えば英文解釈の文中には、忘れかけている英単語・英熟語・
その時そういった知識も身につけてしまおうという貪欲な姿勢で、
ですので英文解釈の勉強している時でも、
・英単語力
・英熟語力
・英文法力
・英文解釈力
・英語長文力
この5つの総合力を底上げする意識を常に持つようにしましょう。
最後にNGな英文解釈の勉強方法について解説をしていきます。
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英文解釈の解答をノートに何度も書き写すのはNG
英文解釈を勉強する上で、1度目は自分の和訳・
1度目に限り和訳・
そして2度目以降は紙には書き出すことはせず、
これは、1つの英文を頭の中で和訳・
実際に入試や模試で英文を訳すときは、基本的に和訳・
間違っても入試や模試で全ての問題の和訳・
それに何度も自分なりの和訳・
こういった理由で英文解釈を勉強する際、
・1度目は自分の和訳・構造把握を書き出す
・2度目以降は和訳・構造把握を頭の中で再現する
という勉強方法を推奨しています。
ただどうしても不安な問題に関しては、
いきなり英文解釈の勉強をするのはNG
英文解釈の勉強をする上で、
英文法の基礎も固まっていないのに英文解釈の勉強をするのは、
英文法の基礎知識があるからこそ、
もし英文法の基礎が固まっていない状態で、
ちょっとした例もあげますね。
例えば強調構文と呼ばれる文法表現を、
理解していないA君がいたとしましょう。 そのA君が英文解釈の勉強をしたとして、
強調構文が使われている文章に出会ったとします。 強調構文が分からないA君は、
当然のごとく文章を上手に訳せません。 そこで、A君は解説を見ることにしました。
ですが、強調構文についての解説が少なくて、イマイチ強調構文について理解することができません。
(英文解釈の参考書では、あくまで文構造を把握できるようになる目的で作られているので、文法表現の解説はアッサリしていることが多いです。)
そこでA君が、
強調構文というものを文法書などで調べる。
↓
文法書に書かれている、強調構文についての解説を読む。
↓
強調構文の用法を頭に叩き込む。というステップを踏んで英文解釈の勉強に戻る。
ということを繰り返していたら、 英文解釈の勉強に集中することができないでしょう。 A君の成績が上がるのは、いつになることやら・・・
詳しくは以下の記事で解説しているように、英文法→英文解釈→
くれぐれも英文法の基礎知識がない状態で、
英文解釈の知識を深追いしすぎるのもNG
根拠立てて正解を導き出す行為は必要ですが、
これはどういうことかというと、
「どうして形容詞句は名詞や代名詞を修飾するんだ?」
というやや理屈っぽい問いを持つ人のことです。
あくまで僕らの目的は、
ですのでこういった問いを持つことは悪くはありませんが、
まとめ
英文法と英語長文の間に英文解釈の勉強を挟むことで、
僕は英文解釈を初めて勉強した時に、
英文法はある程度分かるけど、英語長文がイマイチ・・・
という人には特に英文解釈の勉強を絶対的に勧めたいと思います。
英語を得意にするためにも、
なんだか英文解釈の勉強を称えすぎな気もしますが(笑)、
ちなみにオススメのの英文解釈参考書については、以下の記事で詳しく解説をしています。
また成績が上がる英語の具体的な勉強方法については、以下の記事で詳しく解説をしています。
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これはぶっちゃけ相当なレベルでオススメです。
なぜそんなにもオススメなのか?について解説をしたので、まずは1度以下の記事に目を通してみてください。
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